田んぼアートで有名な青森県田舎館村。2015年は、12月18日にアメリカ・日本同時封切りの『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(Star Wars: The Force Awakens)とタイアップして田んぼアートの絵柄も『スター・ウォーズ』に。「人口8000人弱の村に30万人が訪れる」という人気スポットになっています。
2015年に始まった「石アート」
田んぼアートに隠れてあまり注目、報道されていないのが、鈴木孝雄村長らの発案で2015年に始まった「石アート」です。
田んぼアートの会場である第2会場(道の駅いなかだて)ですが、弥生の里展望塔の弘南鉄道・田んぼアート駅側(岩木山側)には4色の石で描いた「石アート」の「惜しまれる人」シリーズで今年は高倉健(2014年11月10日没)を表現。
ブラック、ダークグレイ、ライトグレイ、ホワイトの4色の小石を使って高倉健を見事に表現しています。
青森弁でいえば「わいはー!」(「あらまぁ!」)といった感じで、田園風景に健さんが登場。
30分〜1時間に1本弘南鉄道弘南線の電車が走っていますので、少し粘れば電車と「石アート」のコラボ写真も撮影可能。
肖像は縦39.6mで、横幅は展望台から見て下側(手前)が12.3m、上側(奥)が22.0m。
展望台からは長方形に見えますが、実際は遠くが大きく、近くが小さい「逆台形」になっているのです。
この「石アート」は2015年に始まった新たな企画。田舎館村では「惜しまれる人」シリーズとして来年以降も継続し、田んぼアートと並ぶ名物にしたい意向です。
「田んぼアートだけだと雪の季節には楽しめなくなるから」というのが「石アート」が始まった理由です。
田んぼアート公開期間/2015年6月1日(月)~10月12日(月)/10月4日(日)は稲刈り体験ツアーのため休館予定
9:00~17:00(最終入館16:30)
大人(中学生以上)200円、小人100円 、未就学児(小学生未満)無料
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