内之浦宇宙空間観測所の一番高い台地に設置され、科学衛星からの電波(SバンドとXバンド)を追跡受信するアンテナが34mパラボラアンテナ。科学衛星や探査機から送られてくる微弱な電波は、大きな主反射鏡で受け、アンテナの中央上部にある副反射鏡に集められ、真ん中にある大きな穴の中に集められるのです。
衛星テレメータセンター屋上の巨大なアンテナは何のためにある!?
衛星テレメータセンターは、人工衛星からの電波を受信し、人工衛星が正しい軌道、位置及び姿勢を保っているか監視する施設。
衛星からの電波を受信する直径20mと34mのアンテナで地球周回軌道に打ち上げられる科学衛星を追跡しています。
34mのパラボラアンテナはペデスタルと呼ばれるアンテナ局舎の上に設置され、管制室はこのペデスタルの内部に造られています。
20mパラボラアンテナは、気象台地(衛星ヶ丘展望台)に設置されています。
内之浦宇宙空間観測所・34mパラボラアンテナ | |
名称 | 内之浦宇宙空間観測所・34mパラボラアンテナ/うちのうらうちゅうくうかんかんそくじょ・さんじゅうよんめーとるぱらぼらあんてな |
所在地 | 鹿児島県肝属郡肝付町南方1791-13 |
関連HP | JAXA 宇宙航空研究開発機構公式ホームページ |
電車・バスで | 鹿屋バスセンターから鹿児島交通の内之浦行きバスで1時間20分、終点下車、タクシーで10分 |
ドライブで | 垂水港から約54km |
駐車場 | 30台/無料 |
問い合わせ | 内之浦宇宙空間観測所 TEL:050-3362-3111/FAX:0994-67-3811 |
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