林芙美子文学碑

林芙美子文学碑

鹿児島県鹿児島市、噴煙上げる桜島の南岸、荒磯に面した古里温泉。2軒の温泉宿が営業する素朴な温泉地は、『放浪記』、『浮雲』などで知られる明治時代の小説家・林芙美子(はやしふみこ)ゆかりの地。古里温泉の高台にある古里公園に林芙美子文学碑が立っています。林芙美子の母・キクが古里温泉郷の出身です。

林芙美子の本籍地は、東桜島村古里三五六

母が桜島出身ということもあり、林芙美子も鹿児島のキクの妹、鶴の元で幼少期を過ごしています(大正3年頃、大正5年5月からは尾道で生活)。
碑には「花のいのちはみじかくて苦しきことのみ多かりき」の一節が刻まれています。
側に本を抱えた芙美子像が立つほか、周辺には細川幽玄の歌碑(「いにしへに誰か言ひけん桜島つくしの海に富士をうつして」)、与謝野晶子の歌碑(「桜島わが枕よりやや高く海に近かる夏の月明」)、水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)の句碑「火の山を負ひ立つ碑なり草紅葉」)なども配されています。

林芙美子の山口県下関市の田中町の錻力屋の2階で、明治37年5月5日生誕とされていますが、出生届は、「本籍地=鹿児島県鹿児島郡東桜島村古里三五六、明治三十六年十二月三十一日生」、として明治37年1月5日に当時の東桜島村(現・鹿児島市)に提出されています。
母・キクは古里温泉で温泉宿を営み、伊予(現・愛媛県)の周桑郡(しゅうそうぐん)の出という父(宮田麻太郎)は紙商人として桜島へ渡っていたと推測されています。
父が認知しなかったため、母方の叔父の戸籍に入ったというのが真相です。

名称 林芙美子文学碑/はやしふみこぶんがくひ
所在地 鹿児島県鹿児島市古里町1078
ドライブで 桜島港から約9km
駐車場 古里公園駐車場を利用
問い合わせ 鹿児島市観光交流センター TEL:099-298-5111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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