山手八番館

山手八番館

兵庫県神戸市中央区、神戸北野異人館街・山の手にある洋館のひとつが山手八番館(旧サンセン邸)。異人館うろこグループの運営する公開施設のひとつで、明治後期にサンセン氏が自邸として建築したもの。三連式の塔屋があるチューダー様式で、海に向かって台形の張り出し窓が連なる個性的な外観、入口のステンドグラスが印象的な建物です。

館内には高名な芸術家の作品を展示

館内にはロダン、ブールデル、ベルナールの三大巨匠の彫刻作品、ルノアールが晩年制作したブロンズ像『裸婦』など、高名な芸術家の作品を展示しています。
2階には日本の仏像の原点となったガンダーラの2世紀の頃の仏陀坐像やレリーフ(浮き彫り)、タイの仏像など仏教美術上貴重な作品を配置。

建物は明治時代後期のものですが、文化財指定はありません。

異人館うろこグループの運営なので、山手八番館のほか、うろこの家・展望ギャラリー、北野外国人倶楽部、坂の上の異人館、英国館、洋館長屋、ベンの家に入館できる「異人館巡りプレミアムパス」(異人館7館+展望ギャラリー)が利用できます。
山手八番館、うろこの家・展望ギャラリー、北野外国人倶楽部、坂の上の異人館の「山の手4館パス」(異人館4館+展望ギャラリー)も用意されています。

山手八番館
名称 山手八番館/やまてはちばんかん
所在地 兵庫県神戸市中央区北野町2-7
関連HP うろこグループ公式ホームページ
電車・バスで JR三ノ宮駅・阪神三宮駅・阪急三宮駅から徒歩15分
ドライブで 阪神高速道路神戸線京橋ランプから約2km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 山手八番館 TEL:078-222-0490
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
うろこの家・展望ギャラリー

うろこの家・展望ギャラリー

兵庫県神戸市中央区、神戸北野異人館街・山の手にある洋館のひとつで、神戸で最初に公開された異人館がうろこの家・展望ギャラリー。明治38年に外国人の高級賃貸住宅として居留地に建てられ、大正時代に現在地に移築されたもの。建物の外壁に使用されている

洋館長屋

洋館長屋

兵庫県神戸市中央区、神戸北野異人館街にある洋館のひとつが洋館長屋。2軒が左右対称に建つユニークな家(アパルトマン)で、外国人向けアパートとして旧居留地に明治41年に建てられたもの。建物が日本の長屋風であることから洋館長屋と呼ばれています。ボ

ベンの家

ベンの家

兵庫県神戸市中央区、神戸北野異人館街にある洋館のひとつがベンの家。イギリス貴族で狩猟家、ベン・アリソン(Ben Allison)の旧邸で、明治35年に旧居留地に建てられたもの。堀や壁、窓枠などが当時のまま残され、異人館のなかでも古さは屈指。

北野外国人倶楽部(旧フリューガ邸)

北野外国人倶楽部(旧フリューガ邸)

兵庫県神戸市中央区、神戸北野異人館街にある洋館のひとつで、明治後期に建てられた旧フリューガ邸が北野外国人倶楽部。入口にライオンの石像があることから「ライオンハウス3号館」と呼ばれていました。コロニアルスタイルの建物の館内に、王朝時代の食卓や

英国館

英国館(旧フデセック邸)

兵庫県神戸市中央区、神戸北野異人館街にある洋館のひとつが英国館。明治42年にイギリスの建築家により建てられたコロニアル様式の異人館(旧フデセック邸)。当時の姿のままに残された館内には、英国ビクトリア王朝のアンティーク家具や調度品が置かれてい

坂の上の異人館

坂の上の異人館

兵庫県神戸市中央区、神戸北野異人館街・山の手にある洋館のひとつが坂の上の異人館(中国領事館)。中国の政治家、王兆銘(1883~1944年/孫文の側近)が昭和15年、南京に新国民政府(親日政権)を樹立したとき、その領事館として神戸に建築したも

北野異人館街(神戸市北野町山本通伝統的建造物群保存地区)

北野異人館街(神戸市北野町山本通伝統的建造物群保存地区)

神戸市中央区北野町・山本通1丁目〜山本通3丁目、六甲山の南麓に広がる北野町・山本通は、神戸の外国人居留を補完するため開発された住宅地(山手雑居地の一部)。北野異人館街と呼ばれる町並み、北野通は異人館通りと呼ばれ、神戸市北野町山本通伝統的建造

 

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