うろこの家・展望ギャラリー

うろこの家・展望ギャラリー

兵庫県神戸市中央区、神戸北野異人館街・山の手にある洋館のひとつで、神戸で最初に公開された異人館がうろこの家・展望ギャラリー。明治38年に外国人の高級賃貸住宅として居留地に建てられ、大正時代に現在地に移築されたもの。建物の外壁に使用されている天然石のスレートが、魚のうろこに似ていることがその名の由来です。

旧居留地に建てられた高級賃貸住宅がルーツ

うろこの家・展望ギャラリー

もともとは明治38年(阪神電鉄三宮駅の開業の年)、旧居留地に外国人向けの高級賃貸住宅として建設されたもの。
神戸外国人居留地に住む外国人は居留地の廃止される明治32年頃から、急速に増加し、住宅用地・住居不足を招いていたのです

そのため、職場に近い旧居留地に駐在員向けの高級賃貸住宅が建設されたと推測できます。
居留地制度が廃止された後、住居不足から眺めのいい北野に外国人が移るようになったため(山手雑居地は、欧米人の住宅が在来の住宅地に侵入するかたちで形成)、現在うろこの家といわれる高級賃貸住宅も大正時代に北野に移築されています。

外国人設計者による木造2階建て切妻屋根、黒桟瓦葺きの洋館は、3000枚の天然石スレートで覆われています。
中央の円筒形の塔部があり、その塔から神戸港に入港する貿易船を視認できたのです。

客室、使用人部屋など異人館ならではの様式と意匠がほぼ完全な状態で現存。
館内のインテリアも昔のままで、アンティークな家具や置物、ロイヤル・ウースター(イギリス)、マイセン(ドイツ)、ロイヤル・コペンハーゲン(デンマーク)、ロバート・アヴィランド(フランス)など欧州の王室が愛用していた豪華な陶磁器、エミール・ガレのガラス工芸品などを公開しています。

旧ハリヤー邸と呼ばれるのは、最後の持ち主から。
明治33年に来日したドイツ人教師E・ハリヤー氏の子息、R・ハリヤー氏が記録に残る最後の持ち主です。
国の登録有形文化財。

併設の展望ギャラリーでは、トロワイヨン(バルビゾン派)の風景画の大作、マチス、ユトリロやビュッフェの作品などが展示されています。

異人館うろこグループの運営のため、うろこの家 & 展望ギャラリーのほか、 山手八番館、北野外国人倶楽部、 坂の上の異人館、英国館、洋館長屋、 ベンの家に入館可能な、「異人館巡りプレミアムパス」(異人館7館+展望ギャラリー)、うろこの家 & 展望ギャラリー、 山手八番館、北野外国人倶楽部、 坂の上の異人館の山の手4館パス(異人館4館+展望ギャラリー)が利用できます。

うろこの家・展望ギャラリー
うろこの家・展望ギャラリー
名称 うろこの家・展望ギャラリー/うろこのいえ・てんぼうぎゃらりー
所在地 兵庫県神戸市中央区北野町2-20-4
関連HP 異人館うろこグループ公式ホームページ
電車・バスで JR三ノ宮駅・阪神三宮駅・阪急三宮駅から徒歩15分
ドライブで 阪神高速道路神戸線京橋ランプから約2km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ うろこの家・展望ギャラリー TEL:078-242-6530/FAX:078-242-6640
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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