10万年前に噴火した指宿カルデラ(阿多カルデラ)の外輪山の一角をなし、火山岩でできた、薩摩半島最南端の岬が長崎鼻。晴れた日には開聞岳や屋久島、種子島、硫黄島などの火山や島々を遠望できる風光明媚な場所です。ここから、円錐形の秀麗な姿を見せる開聞岳の麓へと沈む夕陽は、とくに美しいことで有名。
浦島伝説の残る薩摩半島最南端の岬
岬にいたる道の両側には、みやげもの屋などが並び、にぎやか。そこを抜けると、浦島太郎伝説が伝わる龍宮神社(乙姫神社)の竜宮城のような門、社殿に出ます。
この龍宮神社、願いを書くのは絵馬ならぬ絵貝というユニークな参拝方法。
明治44年に刊行された『山川郷土歴史』にも、この岬が竜宮岬と呼ばれていたことが記されています。
長崎鼻一帯は、佐多岬、内之浦などとともにソテツ自生の北限で、国の天然記念物ソテツ自生地になっています。
長崎鼻 | |
名称 | 長崎鼻/ながさきばな |
所在地 | 鹿児島県指宿市山川岡児ケ水長崎鼻 |
関連HP | 指宿市公式ホームページ |
電車・バスで | JR山川駅から鹿児島交通の開聞駅行きバスで23分、長崎鼻下車徒歩5分 |
ドライブで | 指宿スカイライン頴娃ICから約28km |
駐車場 | 長崎鼻パーキングガーデン(400台/無料) |
問い合わせ | 指宿市観光課 TEL:0993-22-2111 |
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