鹿児島県薩摩川内市(さつませんだいし)、甑島列島(こしきじまれっとう)の下甑島と中甑島を結ぶ海上橋が、甑大橋(こしきおおはし)。平成6年に完成した甑大明神橋(上甑島〜平良島)、鹿の子大橋(平良島〜中甑島)に続き、令和2年8月29日に開通。
鹿児島県最長の橋は、下甑島と中甑島を結ぶ海上橋
中甑島と下甑島を結び、藺牟田瀬戸(いむたせと)に架る甑大橋は、橋長1533.0mで、鹿児島県内最長の橋。
2位は平成9年完成、国道220号、垂水市の早咲大橋の888.0mなので、ダントツの1位ということに(しかも海上橋)。
橋に至る3つのトンネルを含む総工費は、320億円。
冬季の西風や海上環境の悪化もあり、橋の完成は2年遅れています。
名称は、薩摩川内市が行なった橋名の公募に基づき決定されたもので、鹿児島県道351号(鹿島上甑線)の県道橋です。
橋の完成で、上甑島、中甑島、下甑島の3島が陸続きとなり、医療や災害時の利便性向上だけでなく、観光振興、さらには島民の交流も期待されています。
上甑島の木の口展望所、下甑島の鳥ノ巣山展望所(とりのすやまてんぼうしょ)から橋を俯瞰することが可能で、日本国内とは思えない絶景。
甑大橋に最も近い港は、下甑島の鹿島港で、串木野港から「フェリーニューこしき」を利用。
甑大橋 | |
名称 | 甑大橋/こしきおおはし |
所在地 | 鹿児島県薩摩川内市上甑町平良〜鹿島町藺牟田 |
関連HP | 薩摩川内市公式ホームページ |
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