大津勘海岸ビーチロック

大津勘海岸ビーチロック

鹿児島県大島郡知名町大津勘(おおつかん)、沖永良部島の西岸にあるのが、大津勘海岸ビーチロック。ビーチロックは、サンゴ礁海域における一般的な名前で、炭酸カルシウムのセメント作用により海浜堆積物が固まってできた板状の砂礫岩のこと。沖永良部島のビーチロックは、鹿児島県の天然記念物に指定されています。

長さ200m、最大幅40mでビーチロックが露出

大津勘海岸ビーチロック

大津勘海岸は、サーフポイントとして地元のサーファーに知られているビーチ。

沖永良部島は、島全体が隆起サンゴ礁ですが、地下水に溶けた石灰岩が太陽熱を吸収することによってセメント作用を起こし、砂やサンゴの破片などを固めて岩となったのが、ビーチロック。
石灰質の砂礫岩が厚さ10cm~60cmの層となり、何層かに重なった状態に。
長さ200m、最大幅40mで地表に現れています。

大津勘海岸ビーチロック
大津勘海岸ビーチロック
名称 大津勘海岸ビーチロック/おおつかんかいがんびーちろっく
所在地 鹿児島県大島郡知名町徳時
ドライブで 沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)から約23km。和泊港から約17km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 西郷南洲記念館 TEL:0997-92-0999
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
沖永良部島・和泊港

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沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)

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