三浦半島の南端(神奈川県三浦市)、相模湾に突き出した岬が剱崎(つるぎざき)で、岩礁が連なる岬の高台には、剱埼灯台が建っています。灯台は幕末の慶応2年(1866年)、アメリカ、イギリス、フランス、オランダの4ヶ国と結んだ江戸条約によって江戸幕府が建設を約束した8ヶ所の灯台の一つ。
現在の灯台は、関東大震災後の再建の2代目
明治4年、日本で7番目の洋式灯台として初点灯した灯台は、「灯台の父」といわれるスコットランド人技師・ブラントンの設計。
現在の灯台は関東大震災後の大正15年再建のもので、参観灯台ではないため、内部の見学はできません。
基部が標高41mの高台にあるので、房総半島の眺めは基部からでも十分に堪能できます。
灯台周囲は、三浦大根やすいかなどの畑です。
また灯台脇から歩道を下れば、美しい岩礁地帯。
周辺の磯だまりでは、海の生物も観察できできます。
ちなみに剱崎から対岸の館山市洲崎の洲埼灯台(すのさきとうだい)までを結ぶ線が浦賀水道(東京湾)と太平洋の境界になっています。
関東ふれあいの道「三浦・岩礁のみち」
剱埼灯台下の岩礁地帯にはシーサイドハイキングのコースも設定されています。
それが、関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)神奈川県コース1番の「三浦・岩礁のみち」。
その全長は10.3kmと、関東周辺ではナンバーワンのコース。
しかもコースの大半は断崖絶壁の下の岩礁地帯。
入江を小さな橋で渡るというスリリングなシーンが連続する。
コース自体は「関東ふれあいの道」の道の一部ですが、本格的な海岸歩きが楽しめます。
また、南方系の海藻の北限にあたり、様々な海藻や、海岸生物を観察することも可能。
夏場はかなり暑いので秋から春にかけてが最高のシーズンで、冬場でも西風がさほど強くなければ日だまりハイキングが堪能できます。
満潮時などは、コースが水没する可能性があるので、十分注意の上、歩行を。
三浦海岸駅、城ヶ島大橋から剣崎方面へのバスは本数が少ないので、あらかじめ時刻を調べておくのがおすすめです。
それが、関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)神奈川県コース1番の「三浦・岩礁のみち」。
その全長は10.3kmと、関東周辺ではナンバーワンのコース。
しかもコースの大半は断崖絶壁の下の岩礁地帯。
入江を小さな橋で渡るというスリリングなシーンが連続する。
コース自体は「関東ふれあいの道」の道の一部ですが、本格的な海岸歩きが楽しめます。
また、南方系の海藻の北限にあたり、様々な海藻や、海岸生物を観察することも可能。
夏場はかなり暑いので秋から春にかけてが最高のシーズンで、冬場でも西風がさほど強くなければ日だまりハイキングが堪能できます。
満潮時などは、コースが水没する可能性があるので、十分注意の上、歩行を。
三浦海岸駅、城ヶ島大橋から剣崎方面へのバスは本数が少ないので、あらかじめ時刻を調べておくのがおすすめです。
剱埼灯台 | |
名称 | 剱埼灯台/つるぎざきとうだい |
所在地 | 神奈川県三浦市南下浦町松輪 |
関連HP | 三浦市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | 京浜急行線三浦海岸駅から京浜急行バス剣崎行きで20分、終点下車、徒歩25分 |
ドライブで | 横浜横須賀道路佐原ICから約13km |
駐車場 | 30台/有料 |
問い合わせ | 三浦市観光協会 TEL:046-888-0588/FAX:046-888-5914 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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