神奈川県藤沢市辻堂西海岸にある神奈川県立の公園が辻堂海浜公園(昭和46年3月7日開園)。辻堂海岸から国道134号を隔てた内陸側に、芝生広場、交通公園、交通展示館、辻堂ジャンボプール、しょうなんの森、花の庭、自然池、ジョギング・コース、多目的グラウンドなどが配されています。
夏期には辻堂ジャンボプールもオープン
した公園で、国道134号がトンネルで通過する「しょうなんの森」を通り抜ければ、車椅子やベビーカーで海岸に出ることができるほか、津波の際の避難場所にもなっています。
芝生広場は2haという広大な芝地が広がり、寝ころんだり、持参の飲食物を広げることが可能。
小田急2600形クハ2658(わっくわっく号/新宿方の先頭車)が展示される交通公園は、ファミリー向けの施設で、交通ルールを楽しみながら身につけることが目的の場所。
宇宙船のようなフォルムのスカイサイクルは、地上4m、一周390mの空中散歩を楽しむことができます。
辻堂ジャンボプールには、流れるプール、波の出るプール、幼児プール、ウォータースライダー、滝のプール、くじらの海という大小6つのプールを用意(プールは例年7月第2土曜~9月第2日曜開設)。
プール専用車椅子や昇降リフトも完備されています。
「スマイルカフェ波波波」も辻堂ジャンボプール内で営業。
飛び砂被害を防ぐ湘南海岸砂防林
ちなみに、国道134号沿いに植栽される松などは海岸砂防林・防風林で、松林の中にはハマカキランが生育。
もともと一帯は、砂丘地帯だった場所で、ハマヒルガオの繁茂は飛び砂を防ぐ効果があるのです。
海岸砂防林は、昭和3年に昭和天皇の即位記念事業で植栽が始まったもの。
昭和6年に、国道134号の前身となる神奈川県道片瀬大磯線が開通し、その沿線に海岸砂防林の植栽が行なわれました。
戦時中にはクロマツの盗伐などで荒廃しましたが、昭和37年までに再整備され、病害虫防除、除草、植林、防風ネットの補修など今も育林への努力が続いています(クロマツは砂防林から種を採取し、苗圃で育成)。
湘南海岸砂防林は、国道134号に沿うように藤沢市の鵠沼海岸から大磯町東町まで、11.4kmの長さがあり、要所には「なぎさの散歩道」も整備されています。
辻堂海浜公園 | |
名称 | 辻堂海浜公園/つじどうかいひんこうえん |
所在地 | 神奈川県藤沢市辻堂西海岸3-2 |
関連HP | 辻堂海浜公園公式ホームページ |
電車・バスで | JR辻堂駅から徒歩20分 |
ドライブで | 新湘南バイパス藤沢ICから約4km |
駐車場 | 東駐車場(499台)、西駐車場(301台)/有料 |
問い合わせ | 辻堂海浜公園管理事務所 TEL:0466-34-0011 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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