建長寺・方丈庭園

建長寺・方丈庭園

奈川県鎌倉市、鎌倉五山(建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺)の第一位、北条時頼が開基の建長寺。総門、三門(山門)、仏殿、法堂(はっとう)、方丈が一直線に並ぶ伽藍配置ですが(境内は国の史跡)、得月楼横にある方丈庭園は国の名勝に。

庭園横には得月楼が建つ

建長寺・方丈庭園

建長寺の方丈庭園は、建長寺を開いた南宋からの渡来僧・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の作庭と伝わります。
後世の改変もあり、築庭当初の様子はよくわかりません。
瑞泉寺庭園同様に臨済宗の僧・夢窓疎石の作庭ともいわれますがは、夢窓疎石は、建仁寺の無隠円範らに学び、一山一寧(いっさんいちねい)に参禅しているので、夢窓疎石の作庭、あるいは改修を行なったとも推測できます。

方丈は、総門と同じく京都、般舟三昧院(はんじゅざんまいいん)から昭和15年に移築されたもので、もともとは皇室の位牌を安置するため、享保17年(1732年)に築。
庭園横の得月楼は、平成15年、建長寺創建750年で再建。
池辺に建つ2階建てがアクセントを添えています。

建長寺・方丈庭園
建長寺・方丈庭園
名称 建長寺・方丈庭園/けんちょうじ・ほうじょうていえん
所在地 神奈川県鎌倉市山ノ内8
関連HP 建長寺公式ホームページ
電車・バスで JR北鎌倉駅から徒歩15分
ドライブで 横浜横須賀道路朝比奈ICから約6.7km
駐車場 30台/有料
問い合わせ 建長寺 TEL:0467-22-0981
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
建長寺

建長寺

鎌倉五山の第1位の寺で、臨済宗建長寺派総本山が建長寺。禅宗に深い関心を寄せていた鎌倉幕府第5代執権・北条時頼(ほうじょうときより)が、宋からの渡来僧・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)を招いて建長5年(1253年)に建立した、日本初の本格的禅道

半僧坊

建長寺・半僧坊

建長5年(1253年)、鎌倉幕府の執権・北条時頼(ほうじょうときより)が建立した鎌倉五山第1位の巨刹が建長寺。境内最奥に標高145mの勝上嶽があり、中腹に建長寺の鎮守として、静岡県の方広寺(現・浜松市北区引佐町奥山)から勧請した半僧坊大権現

建長寺・三門(五百羅漢)

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建長寺・仏殿

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建長寺・唐門

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建長寺・法堂

建長寺・法堂

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建長寺・総門

建長寺・総門

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建長寺・梵鐘

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