高知県大月町の大堂海岸にある奇岩が観音岩。高知県道43号(柏島二ツ石線)の大月町、観音岩入口にある駐車場に車を入れ、観音岩展望台方面に遊歩道を歩いたところで眼下にする奇岩。高さ30mの奇岩はまさに観音菩薩を思わせる雰囲気です。観音岩周辺には海蝕洞も数多いのですが、船からしか探勝できません。
観音像を思わせる雰囲気の奇岩
寛永15年(1638年)、島原一揆鎮圧団の慰問使・雨森九太夫が敵弾で負傷し、帰途船中で重体となった際に土佐に避難しようと考え、その際に一条の光を発し、船を柏島へと導いたのがこの観音岩だった伝えています。
ただし、雨森九太夫は船の中で息をひきとっています。
観音岩周辺は白亜の花崗岩の海食崖が連続、観音岩展望台からその一部を眺望できます(観音岩展望台からは観音岩の頭部しか眺めることができません)。
観音岩 | |
名称 | 観音岩/かんのんいわ |
所在地 | 高知県幡多郡大月町柏島 |
ドライブで | 松山自動車道西予宇和ICから約107km。または、高知自動車道中土佐ICから約113km |
駐車場 | 大堂海岸第三展望台駐車場(15台/無料) |
問い合わせ | 大月町観光協会 TEL:0880-62-8133 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag