高知県高知市の景勝地、桂浜の浜辺の中央部に建つ開館は昭和6年4月1日という歴史ある水族館が、桂浜水族館。桂浜生まれで底引き漁業で財をなしていた初代館長・永國亀齢(ながくにきれい)が堺・大浜の水族館を見て感動し、土佐湾の機船底引き網で採れる魚を展示する生け簀を設置したのが始まり。
「インスタ映えする水族館」として注目度もUP
昭和27年に社団法人化され高知県の博物館第1号となり、昭和59年の黒潮大博覧会の第2会場となった際に現在地に移転しリニューアル。
ローカル色豊かな水族館という伝統は今の水族館にも継承され、土佐湾に棲息する熱帯魚をはじめオキゴンドウクジラなど約220種4000点の水生生物を飼育展示しています。
注目は、四万十川河口に棲息する体長1mにも及ぶ幻の巨大魚アカメ。
ここでは60~90cmほどの30尾が群泳する姿が観察できます。
人気のトドショー、アシカショーのほかにも、かわいいコメツカワウソ、オットセイなどの海獣たち、カピバラなども飼育され、飽きることがありません。
整列するアカメ、四国で唯一のトドショー、そしてほぼすべての飼育物にエサをあげることができる、イケメン飼育員など「インスタ映えする水族館」としても人気です。
ネットサイトの「好きな水族館ランキング第1位」にも輝いたことのある近年注目の水族館で、Twitter公式アカウントもフォロワーが多いことで有名。
桂浜水族館公式マスコットキャラクター「おとどちゃん」(平成28年に誕生したキャラクター、天然もののFカップが武器の魚肉食系ハイテンションガールという設定)は、なんと著書『桂浜水族館ダイアリー』も出版(令和3年11月)しています。
この「おとどちゃん」を生み出したのが7代目館長・秋澤志名さん。
飼育員の仕事ぶりをSNSで配信するなどのアイデアで、見事に、人気水族館の仲間入りを果たしたのです。
桂浜水族館 | |
名称 | 桂浜水族館/かつらはますいぞくかん |
所在地 | 高知県高知市浦戸778 |
関連HP | 桂浜水族館公式ホームページ |
電車・バスで | JR高知駅からとさでん交通で5分、はりまや橋下車、はりまや橋南バス停から高知県交通バス桂浜行きで30分、終点下車、徒歩5分 |
ドライブで | 高知自動車道高知ICから約13.5km |
駐車場 | 高知市桂浜公園駐車場(500台/有料、7:00~19:00) |
問い合わせ | 桂浜水族館 TEL:088-841-2437/FAX:088-841-2451 |
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