南国市の岡豊山(標高97m)山麓にある県立の博物館が高知県立歴史民俗資料館。岡豊山には長宗我部氏が築き、長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)の土佐統一の拠点となった岡豊城跡があり、博物館の常設展示も長宗我部展示室となっています。阿波中富川合戦時の長宗我部軍の本陣を再現するなど戦国時代の土佐の歴史を詳しく解説。
岡豊城跡の麓に建ち戦国武将・長宗我部氏を詳しく紹介
総合展示室では原始・古代から現代に至るまでの高知県の歴史と文化を考古・歴史・民俗の資料によって総合的に紹介。
周辺は岡豊山歴史公園として整備され、国史跡・岡豊城跡、登録有形文化財・旧味元家住宅主屋などがあります。
織田信長が討たれた本能寺の変は、長宗我部元親にとって阿波攻略の絶好の機会となり、1582(天正10)年、勝瑞城(しょうずいじょう/現・徳島県板野郡藍住町)を本陣とする十河存保(そごうまさやす)ら三好氏の諸将と中富川河畔で激突しています。
両軍の死者数の合計は1503名にものぼりましたが、長宗我部は勝利を収め、四国統一へと向かいます。
高知県立歴史民俗資料館 | |
名称 | 高知県立歴史民俗資料館/こうちけんりつれきしみんぞくしりょうかん |
所在地 | 高知県南国市岡豊町八幡1099-1 |
関連HP | 高知県立歴史民俗資料館ホームページ |
ドライブで | 高知自動車道南国ICから約4km |
駐車場 | 50台/無料 |
問い合わせ | 高知県立歴史民俗資料館 TEL:088-862-2211/FAX:088-862-2110 |
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