高知県長岡郡大豊町八畝、梶ヶ森の中腹にある、「天空の棚田」とも称される絶景の棚田が、八畝の棚田(ようねのたなだ)。大豊町は、急峻な谷と山が多く、怒田(ぬた)、穴内(あなない)など各地に棚田がありますが、なかでも八畝の棚田は絶景の棚田として、棚田ファンには知られた地。
耕作放棄地にはシャクヤク、地キビを植栽
田の中心部に八幡大菩薩(現在は八幡神)を祀る小さな祠があり(そこだけは耕作されていません)、「八幡さまの棚田」と呼ばれる田があり、全国からその田を見ようと訪れる人も。
八幡大菩薩が祀られること、石積みの棚田ということからもその歴史(江戸時代には耕作が始まっていたと推測できます)を偲ぶことができます。
平均勾配は1/4、水源は湧水です。
棚田の上部からは、南大王川が流れる谷を隔てて、怒田の棚田(ぬたのたなだ)と怒田の集落がも広がり、壮観。
怒田の集落は、まさに「天空の集落」といった感じ。
耕作放棄地を利用して「大豊シャクヤクの会」が組織され、日本一のシャクヤク園を目指す取り組みが行なわれ、周辺の山林に自生するヤマシャクヤクやベニバナシャクヤクの保護、さらには地キビなどの栽培、アジサイを植栽した紫陽花園八畝もつくられています。
八畝の棚田 | |
名称 | 八畝の棚田/ようねのたなだ |
所在地 | 高知県長岡郡大豊町八畝 |
関連HP | 大豊町観光開発協会公式ホームページ |
ドライブで | 高知自動車道大豊ICから約17km |
問い合わせ | 大豊町観光開発協会 TEL:0887-79-0108/FAX:0887-79-0109 |
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