長宗我部元親初陣の像

長宗我部元親初陣の像

高知県高知市長浜の若宮八幡宮境内にあるのが、長宗我部元親初陣の像(ちょうそかべ もとちかういじんのぞう)。永禄3年(1560年)、長浜の戦いで、22歳の時(数えで23歳)という遅い初陣を迎えた長宗我部元親が、出陣の前夜、陣取ったのが若宮八幡宮の松林だったとか。

長宗我部元親初陣の姿が銅像に

長宗我部元親初陣の像

長宗我部元親の父、長宗我部国親(ちょうそかべくにちか)が本山茂辰(もとやましげとき)を攻めた際に、本山方の前線にあった長浜城を巡る攻防が長浜の戦い。

長宗我部元親初陣の像は、地域おこしを目的に、港南地域の異業種集団「一領具足会」が中心となり、長宗我部元親没後400年を記念して平成11年に建立されたもの。
合戦に挑む前夜、若宮八幡宮に陣取った姿を表現し、力強く前に伸ばされた左手は、足下に広がる四国の大地をつかみ取ろうとしているのだとか。

初陣までは「姫若子」(ひめわこ)といわれるほど、おとなしい青年だったという長宗我部元親ですが、いざ出陣してみると、自ら槍を持って突撃し大活躍。
槍の名手としての片鱗を垣間見せ、「鬼若子」(おにわこ)と呼ばれるようになったのです。

土佐平定の第一歩が、若宮八幡宮の戦勝祈願だったことから、この地に初陣の像が建立され、「夢は大河ドラマの主人公」という長宗我部元親ファンの聖地にもなっているのです。

長宗我部元親初陣の像は、高知県内に16ヶ所ある「土佐偉人銅像」のひとつ。

長宗我部元親初陣の像
長宗我部元親初陣の像
名称 長宗我部元親初陣の像/ちょうそかべ もとちかういじんのぞう
所在地 高知県高知市長浜
関連HP 高知市公式ホームページ
電車・バスで 南はりまや橋からとさでん交通バス桂浜行きで南海中学校通下車、徒歩5分
ドライブで 高知東部自動車道高知南ICから約12km
駐車場 鎮守の森公園駐車場を利用
問い合わせ 高知市観光振興課 TEL:088-823-9457/FAX:088-823-9415
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
若宮八幡宮

若宮八幡宮

高知県高知市長浜に鎮座する古社が、若宮八幡宮。文治元年(1185年)、源頼朝が祖父・源為義の京の邸宅跡に六條若宮八幡宮を創建した際、土佐国吾川郡を神領とし、その鎮護のために建立されたのが若宮八幡宮。八幡神は武神として崇められ、長曾我部元親(

 

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