2024年5月11日は、神戸～大阪鉄道開業150周年！　記念プロジェクトも始まる

1874年（明治7年）5月11日に神戸駅～大阪駅間で鉄道が開業してから今年で150周年を迎えます。明治元年に兵庫港（神戸港）が開港し、明治2年、京都を目指して鉄道の建設が決定、大阪までが開業したのが1874年で、2024年5月11日は神戸～大阪鉄道開業150周年ということで、様々なイベントが用意されています。

西日本の鉄道建設は神戸を起点に始まった！

明治2年、長州藩、薩摩藩出身者が多数を占める明治新政府は、廟議で、鉄道敷設を決定します。
それが東京（新橋）～京都の幹線と、横浜港を結ぶ東京（新橋）～横浜、当時の大動脈だった北前船と琵琶湖の舟運を結ぶ琵琶湖（長浜）～日本海（敦賀）、そして神戸港から大阪・京都を結ぶ京都～神戸の3支線です。

とくに神戸港は、太平洋と日本海を結ぶ日本の鉄道における西の拠点に定められ、外国人技師が神戸に入り、英国公使館を中心に神戸駅から東の大阪駅に向けての工事が進められたのです。
新橋〜神戸まで東海道線が全通するのは明治22年7月1日。
20時間余で神戸と東京が結ばれ、それまでの汽船での移動から鉄道の移動に変わったのです。

2024年5月11日（土）～11月4日（月・祝）にはJR大阪駅開業150周年イベント『大阪駅タイムトラベルステーション～時間の旅へ出かけよう！』が開催され、大阪駅の歴史を振り返りながら、大阪ステーションシティ内を周遊する謎解きラリ－などが行なわれます。

また2024年5月11日（土）～9月30日（月）には「WESTER」を活用したスタンプラリーを実施。
沿線4市（神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市）エリア内のスポットに京都鉄道博物館を含めた全150スポットを巡り、スタンプ達成者には抽選で素敵な景品が当たるというものです。

そのほか、150周年記念弁当、150周年記念入場券の発売など様々な企画が用意されています。

JR大阪駅開業150周年イベント『大阪駅タイムトラベルステーション～時間の旅へ出かけよう！』
開催日時	2024年5月11日（土）～11月4日（月・祝）
関連HP	神戸大阪鉄道150プロジェクト公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。