遍智院小塚大師『春季大祭』

小塚大師春季大祭

毎年3月21日、千葉県館山市の遍智院小塚大師で『春季大祭』が行なわれます。毎月21日は空海(弘法大師)の月命日で、縁日ですが、3月21日は、空海が入定(にゅうじょう)した日で、正御影供(しょうみえく)となります。境内には植木市など多数の露店が出店し賑わいます。

真言宗の寺で、空海の命日に行なわれるのが正御影供

小塚大師は、弘仁6年(815年)、空海(弘法大師)が創建したと伝えられる真言宗の古刹(ただし、空海が東国に来訪したという記録はありません)。
曼陀羅山金胎寺遍智院というのが正式名です。
神戸地区大神宮の字小塚にあり、大師信仰の寺のため、小塚大師として親しまれています。

毎月21日のお大師様の縁日には多くの参詣者を集め、とくに旧暦の正月にあたる1月21日の『初大祭』(初大師)と、正御影供の『春季大祭』には多くの人出があります。

ちなみに、空海は、承和2年(835年)3月21日入定。
真言宗の寺では、大師の恩恵への感謝を表すために御影(みえい=お姿)を飾り、法要を行なっています。
3月21日の入定の日に行なわれる法要を正御影供(しょうみえく)、3月以外の月の21日に行なわれる法要が月並御影供(つきなみみえく)です。

遍智院小塚大師『春季大祭』
開催日 毎年3月21日
所在地 千葉県館山市大神宮2161
場所 遍智院小塚大師
関連HP 遍智院小塚大師公式ホームページ
電車・バスで JR内房線館山駅からJRバス神戸経由安房白浜行きで犬石下車、徒歩30分
ドライブで 館山自動車道富浦ICから約16km
駐車場 200台/無料
問い合わせ 遍智院小塚大師 TEL:0470-28-1341/FAX:0470-28-1336
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
遍智院小塚大師

遍智院小塚大師

2019年3月2日
遍智院小塚大師『初大祭』(初大師)

遍智院小塚大師『初大祭』(初大師)|館山市

2019年1月7日

 

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