小泉八雲熊本旧居

小泉八雲熊本旧居

明治23年4月4日に来日し、8月に松江中学の英語の教師となったラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は、翌年小泉セツと結婚し、11月に熊本の第五高等学校(現在の熊本大学)の英語教師として赴任。熊本で最初に住んだ家が小泉八雲熊本旧居で、当時は手取本町34番地、現在の鶴屋デパートの東端に建っていました。

小泉八雲が熊本で暮らした家を復元

小泉八雲はこの家で1年間を過ごした後、外坪井の家に移り、明治27年に神戸に移り住んでいます。
現在の建物は平成5年の移築に際して解体復原したもので、建物内部には、八雲が毎朝、礼拝したといわれる神棚も保存され、当時の暮らしぶりを知ることができます。
フカディオ・ハーン(小泉八雲)は、毎朝神棚に拍手を打って礼拝し、人力車で学校に通っていました。

佐藤春夫、萩原朔太郎、永井荷風、小川未明など、小泉八雲に影響を受けた日本の近代作家は少なくありませんが、夏目漱石は、あたかも八雲の後を追うがごとく、熊本の第五高等学校、そして東京帝国大学と、同じ教壇に立っています(東京帝国大学では小泉八雲の後任として夏目漱石が就任しています)。

小泉八雲熊本旧居
名称 小泉八雲熊本旧居/こいずみやくもくまもときゅうきょ
所在地 熊本県熊本市中央区安政町2-6
関連HP 熊本市公式ホームページ
電車・バスで JR熊本駅から熊本市電健軍町行きで14分、通町筋下車、徒歩3分
ドライブで 九州自動車道益城熊本空港ICから約8km
駐車場 熊本立体駐車場(352台/有料)
問い合わせ 熊本市文化振興課 TEL:096-328-2039
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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