三角西港展望所

三角西港展望所

熊本県宇城市(うきし)にある三角西港は、明治時代に、三池炭鉱の石炭輸出のため、国策で築かれた日本で最初の近代的な港湾。往時の石積埠頭などがそのままに残され、世界文化遺産、経済産業省の近代化産業遺産、さらに文化庁の重要文化的景観に選定されています。そんな三角西港や新天草1号橋「天城橋」を一望にするのが三角西港展望所です。

世界文化遺産の構成資産である三角西港を一望に!

「三角浦の文化的景観」として平成27年1月26日に重要文化的景観に選定された三角西港。
三角西港の石積埠頭から徒歩20分。
旧三角簡易裁判所本館(「法の館」/駐車場あり)からなら遊歩道を10分歩けば三角西港展望地に到着します。

三角西港を一望に、対岸には天草五橋の1号橋(天門橋)、平成30年5月20日開通の新天草1号橋「天城橋」(てんじょうきょう)まで見渡すことができる展望デッキと屋根付きの東屋が設備されていますが、トイレはないので、予め三角西港周辺で済ましておくのが懸命。

ここからの夜景も素敵ですが、照明設備がないので、懐中電灯などの持参が必要となります。

重要文化的景観に指定の「三角浦の文化的景観」

三角ノ瀬戸に面した三角浦。
水深が深く、湾内は穏やかな三角浦(現在の三角港)は、八代海(やつしろかい)と島原湾という南北の交易ルート、さらに九州内陸部と天草諸島とを結ぶ東西の流通の交差点にあたる要衝でした。
戦国時代に島津氏家老・上井覚兼(うわいかくけん)が和歌を詠むなど景勝地としても知られ、小泉八雲などの文人も訪れた場所です。
熊本に第六師団が置かれると、その保養地としても発展しました。
さらに水深の深さから、内務省のお雇い外国人・オランダ人技師ムルデルの目にとまり、明治20年に近代的港湾として開港したという歴史を有しています。
そんな「三角浦の文化的景観」を一望にできるのが、この三角西港展望所です。

三角西港展望所
名称三角西港展望所/みすみにしこうてんぼうしょ
所在地熊本県宇城市三角町三角浦
電車・バスでJR三角駅から徒歩20分
ドライブで九州自動車道松橋ICから約30km
駐車場第1駐車場(30台/無料)・第2駐車場(9台/無料)・第3駐車場(7台/無料)・第4駐車場(27台/無料)・来場者用臨時駐車場(27台/無料)
問い合わせ宇城市まちづくり観光課 TEL:0964-32-1111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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