三角西港・龍驤館

三角西港・龍驤館

三井三池炭鉱の積出港として繁栄した三角西港(熊本県宇城市)。大正7年に明治天皇の即位50周年を記念して宇土郡教育会が建てた木造平屋建ての洋館(明治天皇頌徳記念館)が龍驤館(りゅうじょうかん)です。宇土郡の公会堂、産物の陳列、教育勧業の振興として建てられたもので、国の登録有形文化財に指定されています。

国の登録有形文化財に指定の旧宇土郡公会堂

三角西港・龍驤館

建物は、19世紀後半のアメリカの建築様式のスティックスタイルを簡略化したもの。
明治天皇即位50周年記念事業として建築が計画されましたが、明治45年の天皇の崩御により計画を変更、明治天皇頌徳記念館として完成しています。

「龍驤館」の名は、明治5年、明治天皇初の西国巡幸に際し(同行した参議兼陸軍大将が西郷隆盛)、熊本入りした御召艦「龍驤」(熊本藩がイギリスのアバーディン造船所に発注、熊本藩から明治政府に供出した明治初年の日本海軍の主力艦)ほか供奉艦の計8隻が熊本行幸を終え、6月20日、風雨を避けるために三角湾に仮泊し、6月21日午前2:00ころに鹿児島に向けて出航したことに由来します。

大正時代以前は、小泉八雲の『夏の日の夢』のなかで「その宿は、私にとって極楽であり、女中達は天女のように思われた。」と記したコロニアル様式のホテル「浦島屋」がこの場所に建っていました(明治37年頃大連に解体移築)。

名称 三角西港・龍驤館/みすみにしこう・りゅうじょうかん
所在地 熊本県宇城市三角町三角浦
関連HP 宇城市公式ホームページ
電車・バスで JR三角駅から徒歩30分
ドライブで 九州自動車道松橋ICから約30km
駐車場 第1駐車場(30台)・第2駐車場(9台)・第3駐車場(7台)・第4駐車場(27台)・来場者用臨時駐車場(27台)/無料
問い合わせ 宇城市まちづくり観光課 TEL:0964-32-1111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
三角西港

三角西港

宮城県の野蒜港、福井県の三国港と並ぶ明治三大築港のひとつ三角西港は、宇土半島の西端、熊本県宇城市の港湾。明治20年に3年以上の歳月をかけ、当時の国家的事業として内務省嘱託オランダ人技師ローウェンホルスト・ムルデルによって築かれた港で、世界文

 

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