岩本橋

岩本橋

熊本県荒尾市上井手を流れる関川に架る石造アーチ橋(眼鏡橋)が岩本橋。藩政時代の岩本番所が廃止された後、阿蘇凝灰岩の切岩を二重にして架橋された石橋で、熊本県の文化財に指定されています。江戸時代に霊台橋、通潤橋など、名橋を築いた八代の石工・橋本勘五郎の作であろうと推測されています。

通潤橋を架橋した橋本勘五郎の作の可能性も

橋長32.7m、幅員3.4m、高さ7.4mの石造橋で、欄干に種々の装飾彫刻が施され、西側外面には菊花紋の陽刻が施されています。
架橋年も文久3年(1863年)とされていますが、定かでなく(明治元年、明治9年説もあります)、橋本勘五郎作を裏付ける資料もありません。

関川は肥後国(肥後藩)と筑後国(三池藩)の国境(藩境)で、三池往還(三池街道)の藩境に架かるのが岩本橋。
肥後国側には肥後藩高瀬奉行所の岩本番所がありました(明治元年廃止)。

橋本勘五郎は、弘化4年(1847年)に霊台橋(現・下益城郡美里町)、嘉永7年(1854年)に通潤橋(現・上益城郡山都町)を架橋、明治6年には明治政府に招かれて大蔵省土木寮として雇われ、万世橋や浅草橋などを手がけています(現存していません)。
文久3年(1863年)あるいは、明治元年の築であれば、橋本勘五郎の手による可能性もあることに。

岩本橋
名称 岩本橋/いわもとばし
所在地 熊本県荒尾市上井手
ドライブで 有明海沿岸道路大牟田ICから約7.5km
駐車場 あり
問い合わせ 荒尾市産業振興課 TEL:0968-63-1421/FAX:0968-63-1158
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
霊台橋

霊台橋

熊本県美里町を流れる緑川の本流・船津峡に架かる弘化4年(1847年)に建造された石造アーチ橋で、国の重要文化財に指定。本流の難所としても知られる船津峡に、人力のみで建造され、わずか7ヶ月で完成したと伝えられています。全長90m、高さ16m、

通潤橋

通潤橋

熊本県山都町(やまとちょう)にある全長79m、石垣総面積1802平方という日本最大の石造アーチ式水路橋。安政元年(1854年)、白糸台地の水不足解消のために矢部郷の惣庄屋(そうじょうや)・布田保之助(ふたやすのすけ)ら地元の住民が五老ヶ滝川

 

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