2024年8月14日(水)~8月18日(日)、青森県黒石市で日本三大流し踊りの『黒石よされ』を開催。500年~600年前、男女の恋の掛合唄だったという『黒石よされ』。200年ほど前、黒石藩家老・境形右衛門が黒石の城下町に人を集める商工振興として力を入れてから盛んになり、今に受け継がれています。
江戸時代に奨励された盆踊りがルーツ
黒石藩家老・境形右衛門(さかいぎょうえもん)が商工振興対策として当時は「盆踊り」と呼ばれていた『黒石よされ』を奨励し、隣の弘前藩ではたびたび盆踊り禁止の令が出されたこともあって黒石は繁栄したのです。
豊作で楽しいときには「仕事をよして楽しく踊りなされ」、凶作で苦しいときには「このような世の中は早く去れ」。
豊作の場合は「よして」+「なされ」、凶作は「世」+「去れ」で「よされ」とする説が有力です。
「エッチャホー、エッチャホー」が掛け声の『黒石よされ』は、廻り踊り、組踊り、流し踊りの3つの踊りで構成。
3000人による流し踊りも壮観ですが、その名の通り円を描く廻り踊りは、観客を巻き込んでの大乱舞。
飛び入り参加もOKです。
メインとなる黒石流し踊りは、8月15日(木)~8月16日(金)に市内中心商店街で行なわれます。
8月17日(土)〜8月18日(日)に行なわれる「黒石よされ廻り踊り」は、「黒石よされ」、「黒石甚句」に合わせて踊る江戸時代以来の「元踊り」をアレンジし、昭和33年に皆で踊れるようにと振り付けし直したもの。
8月16日(金)には『大川原の火流し』、8月18日(日)には『浅瀬石川灯籠流し』も行なわれます。
『黒石よされ』は、『阿波踊り』(徳島県徳島市)、『郡上踊り』(岐阜県郡上市)とともに日本三大流し踊りのひとつに数えられています。
『黒石よされ』 おもな日程
8月14日(水)
11:00〜17:30黒石よされロックふぇす(駅前広場)
8月15日(木)
13:30~15:30黒石よされ津軽民謡組踊り競演(黒石公民館多目的ホール)
18:30~夜かぐら
18:40~黒石よされ開会式~出発宣言(メイン会場)
19:00~20:30黒石よされ流し踊り(市内中心商店街)
20:30~21:00おどりはだり(メイン会場)
8月16日(金)
13:00~16:00黒石よされ組踊り大賞(津軽伝承工芸館/入場整理券が必要)
13:00〜16:00歌って踊ろう♪みんなでよされ(黒石公民館多目的ホール)
18:40~夜かぐら
18:50~黒石よされ出発式
19:00~20:30黒石よされ流し踊り(市内中心商店街)
21:00~21:45おどりはだり
8月17日(土)・8月18日(日)
19:00~21:00黒石よされ廻り踊り
黒石よされ|黒石市|2024 | |
開催日時 | 2024年8月14日(水)~8月18日(日)、メインの流し踊りは8月15日(木)~8月16日(金) |
名称 | 黒石よされ(日本三大流し踊り)|2024 |
所在地 | 青森県黒石市市ノ町11−1 |
場所 | メイン会場は黒石市役所駐車場 |
関連HP | 黒石観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | 弘南鉄道黒石駅から徒歩10分 |
ドライブで | 東北自動車道黒石ICから約3km |
駐車場 | 御幸公園を利用 |
問い合わせ | 黒石よされ実行委員会事務局(黒石観光協会内)TEL:0172-52-3488 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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