舞鶴西港と東港に挟まれた舞鶴市のほぼ中央に位置する標高300.6mの五老岳(五老ヶ岳)の山頂に整備された五老ヶ岳公園内にある展望タワーが五老スカイタワー。高さは地上50m(海抜347.0m)で、展望室の高さは地上28.2m。つまり展望室は地上325.2mに位置することになります。
夜景を眺めることも
正式名称は五老ヶ岳公園展望タワーで、平成7年、舞鶴市市政50周年記念事業の一環として建てられたもので、名称は市民からの公募によって決定。
展望室に上れば、リアス式海岸の舞鶴湾(若狭湾国定公園)と舞鶴市街を一望の360度の大パノラマが広がります。
4月〜11月の土・日曜、祝日には夜間延長営業もあるので夜景を楽しむことも可能。
冬場の10月〜2月には雲海スポットとしても注目され、元旦には初日の出を眺める人で賑わいます。
タワー東側には、眺望を楽しみながら喫茶・軽食のできるカフェテラス「GORO SKY CAFE nanako」も営業、まいづる海自カレー、GOROバーガーなどを味わうことができます。
展望室では、ここをチェック!
展望室に上がった際にチェックしてほしいのは、舞鶴湾の地形。
対帝政ロシアの戦略上、明治22年、日本海軍の日本海側の防衛拠点として舞鶴鎮守府(まいづるちんじゅふ/開庁は明治34年10月1日)が設置されますが、日本海から湾内を目視する事ができない地形が、鎮守府設置の要因に。
湾口幅2.7km(湾口最大水深30m)、面積22.87平方キロ(平均水深20m)の舞鶴湾は、その地形から湾内の干満差が極めて小さく、四方を400m級の山で囲まれていることから、強風・荒天を避けることができるため、まさに軍港にはピッタリだったのです。
軍港以前には、北前船の寄港地として賑わい、現在も国内貿易港として機能しています。
舞鶴国際埠頭は、ナホトカなどへの国際航路が発着するほか、クルーズ船も入港。
五老スカイタワー | |
名称 | 五老スカイタワー/ごろうすかいたわー |
所在地 | 京都府舞鶴市上安237 |
関連HP | 五老ヶ岳公園公式ホームページ |
電車・バスで | JR西舞鶴駅からタクシーで15分。JR西舞鶴駅から京都交通バスで10分、五老公園口下車、徒歩1時間 |
ドライブで | 舞鶴若狭自動車道舞鶴西ICから約11.7km |
駐車場 | 五老ヶ岳公園駐車場(85台/無料) |
問い合わせ | 五老スカイタワー管理室 TEL:0773-66-2582 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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