知恩院・勢至堂

知恩院・勢至堂

法然上人が庵を結び、教えを広めた地(大谷の禅房)で、知恩院発祥の地として聖地の雰囲気が漂うのが勢至堂。法然上人は、この地で1212(建暦2)年に没しているので平成23年は没後800年の『法然上人800年大遠忌』でした。勢至堂の建物は1530(享禄3)年に再建したもので、現存する知恩院最古の建造物で、国の重要文化財。

法然上人が庵を結び、教えを広めた地

勢至堂の本尊は法然上人の尊像(御影)でしたが、御影堂に移されたため、現在は親鸞聖人の本地身(ほんじしん=根本の法身)とされる勢至菩薩像が本尊となっています。

室町時代の後奈良天皇の宸翰「知恩教院」が掲げられますが、これが知恩院の名(華頂山知恩教院大谷寺)の由来。

知恩院・勢至堂
名称知恩院・勢至堂/ちおんいん・せいしどう
Seishido hall,Chionin Temple
所在地京都府京都市東山区林下町400
関連HP知恩院公式ホームページ
電車・バスでJR京都駅から市バスで16分、知恩院前下車、徒歩6分。または地下鉄東西線東山駅から徒歩12分、京阪本線四条駅から徒歩10分、阪急京都線四条河原町駅から徒歩15分。
ドライブで名神高速道路京都東ICから約6.7km
駐車場タイムズ総本山知恩院新門南(34台/有料)
問い合わせ知恩院 TEL:075-531-2111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
知恩院

知恩院

承安5年(1175年)、法然上人が吉水に設けた草庵に始まる浄土宗の総本山、知恩院。正式名は、華頂山知恩教院大谷寺。法然は自身が説いた学問や修業のない念仏仏教が信仰されるも、宗教追害にあい流刑の後、この地で入滅しています。没後は弟子が廟堂を建

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ