建春門

建春門

京都御所の内講を固める6つの門の一つで、向唐破風の屋根を持つ四脚門が建春門。平安宮内裏外郭の東正面に位置することから日之御門とも呼ばれています。門のすぐ外に外記庁(げきちょう=太政官から天皇に上げる奏文などを作成する役所)の建物があったことから「外記門」とも称されていました。

京都御所の内講を固める6つの門の一つで、東正面の門

建春門
建春門の冬景色

江戸時代までは勅使(ちょくし=天皇の使者)の出入りに使われていましたが、明治以後は皇太子や皇后の出入りに使われるようになりました。また、外国の元首が出入りする際にも使われています。
公家たちの通行は日御門の脇に設けられた日御門代(道喜門)とよばれた穴門を利用していたのだとか。

この門は、織田信長の命で川端道喜が御所の修理をしたとき、資材運搬用に設けたもの。

幕末には門前で会津藩が天覧馬揃を行なっています。

建春門
名称 建春門/けんしゅんもん
Kenshun-mon Gate,Kyoto Imperial Palace
所在地 京都府京都市上京区京都御苑
関連HP 宮内庁ホームページ
電車・バスで 地下鉄烏丸線今出川駅から徒歩15分
ドライブで 名神高速道路京都南ICから約9.5km
駐車場 中立売西駐車場(250台/有料)などを利用
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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