袖志の棚田

袖志の棚田

京都府京丹後市丹後町袖志(そでし)、丹後半島北端。経ヶ岬灯台近くにある棚田が、袖志の棚田。農林水産省の「日本の棚田百選」にも選定される棚田で、眼下に袖志集落と日本海を眺望し、日本海に沈む夕日が美しい絶景の棚田で、撮影スポットとしても人気。

日本海に沈む夕日が美しい棚田

袖志の棚田

京都府でも最北端の経ヶ岬灯台(「日本の灯台50選」、経済産業省の近代化産業遺産に選定)のそばに位置する袖志集落の棚田。
4段の段丘からなる棚田(10万年前~12万年前の海食台がその後の地殻変動で隆起したもの)12haに400枚ほどの田が耕作される袖志の棚田。

落川の水を引いて棚田が形成されたのは室町時代の応永年間(1394年~1427年)頃と推測されています(袖志で農業をした記録があり、袖志での農地は棚田以外にないため)。

棚田で刈り取られた稲は稲木(いなき)に架けられ天日干しにされ、「袖志棚田米」(丹後袖志棚田こしひかり)として販売。
また、地域を支える女性グループの営む「宇川アクティブライフハウス」(元保育園を活用した宇川加工所/京丹後市丹後町久僧1070)では、棚田米(玄米)を原料に、はったい粉、はったい粉クッキーなどを製造販売しています。

平成22年から中山間地域等直接支払制度を活用した「袖志の棚田再生プロジェクト」として休耕田の再生などが行なわれて、それをきっかけに「袖志棚田保存会」が発足し、棚田の保全が図られています。

袖志の棚田
名称 袖志の棚田/そでしのたなだ
所在地 京都府京丹後市丹後町袖志
ドライブで 京都縦貫自動車道宮津天橋立ICから約46km
問い合わせ 京丹後市観光協会丹後町支部 TEL:0772-75-0437/FAX:0772-75-2189
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

経ヶ岬灯台

丹後半島最北端の岬。岬の先端、海抜140mの断崖上には明治31年に初点灯した経ヶ岬灯台があり、灯台へは駐車場から400mの遊歩道(階段状の山道)を15分かけて登ります。明治期に建設された石造の灯台として国の重要文化財に指定されています。「日

 

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