憧れの高級ホテルの宿泊費は、休前日が高いという価格変動制ですが、実は正月明け、GW明け、お盆過ぎなどは、価格が大きく下がります。とくに下げ幅が大きく、一年を通じても「安くお得に」宿泊できる時期が、GW明けの1〜2週間の平日。GW最終日と、その翌日は格安になる傾向に。
リゾートホテルを含め、連休後半、連休明けが狙い目!
レジャースポット周辺のホテルといえば、東京ディズニーリゾート(R)のオフィシャルホテル。
「ホテルオークラ東京ベイ」、「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」、「ヒルトン東京ベイ」、「東京ベイ舞浜ホテル」、「ファーストリゾート東京ベイ舞浜ホテル」、「グランドニッコー東京ベイ」の6施設です。
たとえばYAHOO!トラベル(一休)で、「ホテルオークラ東京ベイ」のスーペリアルーム(ルームチャージ)がゴールデンウィーク中なら3万5000円程度なのが、GW最終日とその翌日には1万5000円ほどに。
「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル舞浜」のスタンダードルーム(ルームチャージ)はGW中には6万もするのがGW明け直後には2万5000円ほどに。
「ヒルトン東京ベイ」にしてもヒルトンルーム(ルームチャージ)がGW中には5万円以上しますが、GW後半からグンとさがり、GW明けには2万3000円台に。
軽井沢・プリンスショッピングプラザが人気の軽井沢ですが、ショッピングプラザに隣接する「軽井沢プリンスホテルウエスト」のツインルームも、GW中の最も高い日にはルームチャージで9万という高値ですが、GW最終日とその翌日には2万2000円台まで下落し、年間の最安値レベルになっています。
軽井沢で新緑を満喫できるオークラ系の「ホテル鹿島ノ森」もスタンダードツイン(1階)のルームチャージがGW中は4万9000円台なのですが、連休最終日と連休明けの平日は2万8800円で、お得に宿泊することができます(梅雨時までこのおすすめプライスが続きます)。
人気のクラッシックホテルを例に取れば、「東京ステーションホテル」でもシティビュー クイーン(ルーチャージ)がなんとGW中の最高値で45万9000円という高額なのに対し、直後の平日には5万5000円台まで下がっています(なんと価格差8倍にも)。
ここで紹介した宿泊料金はあくまで一例で、同じ宿泊予約サイトでもキャンペーン、空き部屋数などで宿泊料金は変動するので目安にしかなりませんが、いかに宿泊費が変動しているのかはおわかりいただけたかと思います。
学校の休みなどでどうしても連休に出かけたい人は、なるべく後半を狙うことが大切で(多くの人が前半に出かけ、後半は家でのんびりしたいと思うため、4連休であれば前2日に集中、そのため価格差が生じます)、もし平日に休暇が取れるのであれば、連休最終日の宿泊、あるいは連休明けの宿泊が狙い目です。
憧れの高級ホテルやクラッシックホテルなども同様で、とくに東京ディズニーリゾート(R)、軽井沢、箱根、日光、京都など連休に人出が集中する場所なら、なおさら直後は格安(一年を通じてもっともお得に宿泊できる料金)になるホテルが多いので、GW最終日&直後の平日が狙い目です。
連休最終日や直後の宿泊の欠点といえば、ホテルマンがお疲れモードな点と、マネージャークラスが休みをとっている場合があること(補充に代行専門のフリーのホテルマンが派遣されることも)で、そこに目をつぶれば、GW中に1泊の宿泊費で、2泊できるお得な期間ということに。
憧れの高級ホテルに泊まるなら、GW最終日&GW明けの平日が狙い目! | |
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