2024年1月20日(土)~4月3日(水)、長崎県平戸市の松浦史料博物館で『平戸松浦家のひな人形展』を開催。文化5年(1808年)、寛政の改革で有名な老中・松平定信の娘・蓁姫(しんひめ)が、松浦家第35代・松浦熈(まつらひろむ)に輿入れの時に持参した雛人形と雛道具が展示されます。
「寛政の改革」を背景にしたミニチュアな雛人形と雛道具に注目!
江戸時代には花嫁道具のひとつに雛人形・雛道具があり、とくに大名家では花嫁道具と同じくミニチュアの雛道具が持参されました。
江戸時代中期以降、雛祭り、雛飾りは年々派手になるので、「寛政の改革」では人形は8寸(約24cm)で、雛道具も贅沢な蒔絵などは禁じられていました。
松平定信による「寛政の改革」の反動から流行したと推測できる高さ9cmほどの2対の芥子雛(けしびな)は、芥子粒のように小さい雛人形という意味でついた名の雛人形で、当時の世相を反映しているのです。
松浦史料博物館『平戸松浦家のひな人形展』|平戸市|2024 | |
開催日 | 2024年1月20日(土)~4月3日(水) |
所在地 | 長崎県平戸市鏡川町12 |
場所 | 松浦史料博物館 |
関連HP | 松浦史料博物館公式ホームページ |
電車・バスで | 松浦鉄道平戸口駅からタクシーで15分 |
ドライブで | 西九州自動車道佐々ICから約24km |
駐車場 | 15台/無料 |
問い合わせ | 松浦史料博物館 TEL:0950-22-2236/FAX:0950-22-2281 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag