2024年11月24日(日)10:00〜、三重県松阪市の松阪農業公園ベルファーム芝生広場で『松阪牛まつり(第73回松阪肉共進会)』が開催。松阪肉牛共進会のメンバーが手塩にかけた「特産松阪牛」が勢揃い。頂点となる女王を決定する大会です。せり市で優秀賞1席に輝いた「特産松阪牛」の落札額にも注目です。
松阪肉牛共進会に続いて「せり市」を実施
松阪肉牛共進会は、松阪牛(まつさかうし)のなかでも兵庫県産の子牛を松阪牛生産地域で900日以上肥育した「特産松阪牛」の生体品評会。
特産松阪牛の生産技術の向上とブランド振興を目的に行なわれるもの。
予選を勝ち抜いた50頭の特産松阪牛が出場し、優秀賞1席から4席などが選出されます。
松阪肉牛共進会に続いて行なわれる「せり市」では、毎年優秀賞1席の牛の値段に注目が集まります。
松阪肉牛共進会のメンバーが被っている帽子は、緑色=生産者、青色=買参者、黒色=運営委員、水色=審査員となっています。
松阪牛生産地域の農林水産物などの特産品の販売や、松阪肉のすき焼大試食会(先着順で人数限定)、七輪を使った焼き肉コーナーが用意される予定。
松阪牛、特産松阪牛とは!?
松阪牛協議会によれば、松阪牛の読み方は「まつさかうし」、「まつさかぎゅう」のどちらも正しい読み方なんだとか。
ただし、「まつざかうし」「まつざかぎゅう」「松坂牛」の表記は誤りとのこと。
松阪牛と呼べるのは、
・黒毛和種、未経産の雌牛
・松阪牛個体識別管理システムに登録されていること
・松阪牛生産区域(旧22市町村)での肥育期間が最長・最終であること
・生後12ヶ月齢までに松阪牛生産区域に導入され、導入後の移動は生産区域内に限られていること
という厳しい条件で、松阪牛個体識別管理システムにより導入から出荷までが管理されています。
そのなかで、特産松阪牛と呼べるのは、「兵庫県産の子牛を導入し松阪牛生産区域で900日以上肥育した牛」に限られています。
これは明治以降の松阪牛の伝統に基づいたもので、松阪牛全体の数パーセントというまさにブランド牛中のブランド牛になっているのです。
松阪牛まつり(第73回松阪肉牛共進会)|松阪市|2024 | |
開催日時 | 2024年11月24日(日)10:00〜 |
所在地 | 三重県松阪市伊勢寺町551-3 |
場所 | 松阪農業公園ベルファーム芝生広場 |
関連HP | 松阪市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR松阪駅からシャトルバス運行 |
ドライブで | 伊勢自動車道松阪ICから約2km |
駐車場 | 700台/無料、その他、松阪中核工業団地臨時駐車場、中部台運動公園駐車場、松阪興産西野工業団地臨時駐車場を利用 |
問い合わせ | 松阪牛まつり実行委員会事務局(松阪市役所農水振興課内)TEL:0598-53-4119 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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