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滑津大滝

滑津大滝

宮城県刈田郡七ヶ宿町(しちかしゅくまち)、七ヶ宿町を流れる白石川に懸かる美しい滝が滑津大滝(なめつおおたき)。落差は10mながら川幅いっぱいの幅30m、2段になって落ちる豪快な滝。その形状から二階滝との別名もあり、古くは男滝・女滝と呼ばれていました。

川幅いっぱいに2段になって落ちる豪快な滝

名前の由来となったのは凝灰岩の広い滑床(なめとこ=滑滝の床状になった部分)。
滑津大滝は、国道113号(羽州街道=出羽へと向かう羽州街道の一部で、山中七ヶ宿街道)脇にあり、周辺は滑津大滝公園として整備されています。

駐車場を起点とした遊歩道もあり、滝横には階段状の観賞路が設けられ、落下の様子を真横から見学可能。
例年、紅葉の時期にはライトアップも行なわれています。

滑津大滝のさらに上流1kmほどのところには滑津小滝も懸かっていますが、こちらは川幅15mと小ぶり。
駐車場には七ヶ宿町森林組合経営の農林産物直売所「旬の市七ヶ宿」もあり、レストランでは地元の素材を生かした旬の市定食や源流米カレーなどを味わうことができます。

滑津大滝の下流にはロックフィルダムの七ヶ宿ダム(しちかしゅくだむ)があり、蔵王連峰を映す緑豊かな七ヶ宿湖(ダム湖)は、ダム湖百選に選定されています。

滑津大滝近くには羽州街道、七ヶ宿(上戸沢・下戸沢・渡瀬・関・滑津・峠田・湯原)のひとつ、滑津宿があり、安藤家本陣が現存しています(外観のみ見学可能)。

滑津大滝
名称 滑津大滝/なめつおおたき
所在地 宮城県刈田郡七ヶ宿町滑津
関連HP 七ヶ宿町公式ホームページ
ドライブで 東北自動車道白石ICから約33.5km
駐車場 100台/無料
問い合わせ 七ヶ宿町ふるさと振興課 TEL:0224-37-2177
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

安藤家本陣

宮城県刈田郡七ヶ宿町、桑折宿で奥州街道から分かれた羽州街道の一部、仙台藩領内の山中七ヶ宿街道(山中通小坂越)に設置された7つの宿場(上戸沢・下戸沢・渡瀬・関・滑津・峠田・湯原)が七ヶ宿。その七ヶ宿街道で、唯一現存する大名が宿泊した本陣建築が

七ヶ宿ダム(七ヶ宿湖)

宮城県刈田郡七ヶ宿町、羽州街道の七ヶ宿(上戸沢・下戸沢・渡瀬・関・滑津・峠田・湯原)脇を流れる白石川を堰き止めた宮城県最大のダムが七ヶ宿ダム(しちかしゅくだむ)。ダム湖は七ヶ宿湖で、「ダム湖百選」にも選定。国道113号沿いにある美しいロック

 

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