宮城県大崎市の一級河川・北上川水系江合川に建設されたダムが鳴子ダム。江合川の治水と水力発電、大崎耕土の利水を目的とした特定多目的ダムです。日本人のみの手になる日本初のアーチダムとして昭和32年に完成。ダム湖は荒雄湖と呼ばれ、ダム周辺は栗駒国定公園に指定されています。
ダム天端、管理所テラスを見学可能
鳴子峡(江合川の支流・大谷川の峡谷)から荒雄湖に至る一帯は紅葉の名所で、湖畔を走る国道108号からも紅葉を愛でることができます(紅葉の見頃は例年10月中旬~11月上旬で、休日には国道が渋滞)。
上流には荒雄湖畔公園も整備され、バーベキュー施設、太陽の広場、散策路、恋人岬などが用意されています。
ダム天端、管理所テラス・展示室(管理所1階)は一般開放され、見学が可能。
例年ゴールデンウィークにはダム堤頂の越流部から、観光放流(すだれ放流)が行なわれています。
これは、雪解け水を利用し、増水時を前にしてのテスト放流(貯水位を常時満水位にすることに伴い、ダム堤頂越流部に設置されている非常用洪水吐のクレストゲート8門から放流)で、幅95m、ダム堤高94.5の高さから流れ落ちる水は、まさにすだれです。
鳴子ダム(荒雄湖) | |
名称 | 鳴子ダム(荒雄湖)/なるこだむ(荒雄湖) |
所在地 | 宮城県大崎市鳴子温泉岩渕2-8 |
関連HP | 鳴子ダム管理事務所公式ホームページ |
電車・バスで | JR鳴子温泉駅からタクシーで7分 |
ドライブで | 東北自動車道古川ICから約30km |
駐車場 | 20台/無料 |
問い合わせ | 鳴子ダム管理所 TEL: 0229-82-2341 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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