「みちのく五大雪まつり」とは、青森県八戸市の「八戸えんぶり」、青森県弘前市の「弘前城雪燈籠まつり」、岩手県雫石町の「いわて雪まつり」、秋田県男鹿市の「なまはげ柴灯まつり」、秋田県横手市の「かまくら(横手の雪まつり)」と北東北の冬を代表する5つの雪を楽しむイベントのこと。
「みちのく」とは、律令時代の陸奥国(みちのおくのくに)のことで、厳密にいえば出羽国(現・山形県)を除いた東北。
「みちのく五大雪まつり」は、北東北で行なわれる5つの雪まつりの総称。
南東北の山形県、福島県を除く、青森県、岩手県、秋田県の3県で2月に行なわれるビッグイベントです。
八戸えんぶり/青森県八戸市
えんぶりは、田をならす農具「えぶり」、「いぶり」(ゆすぶり)に由来する言葉で、八戸地方を代表する春を呼ぶ豊年祈願の行事。
太夫(たゆう)と呼ばれる舞手が馬の頭を象った華やかな烏帽子を被り、頭を大きく振る独特の舞が大きな特徴です。
弘前城雪燈籠まつり/青森県弘前市
弘前公園内の北の郭に市民や団体が製作した、約150基の武者絵をはめ込んだ雪燈籠が並ぶ。
いわて雪まつり/岩手県雫石町
岩手高原スノーパーク(雫石町)をメイン会場に、雪像、屋台村、ステージショー、花火などが行なわれるビッグイベント。
なまはげ柴灯まつり/秋田県男鹿市
真山神社(しんざんじんじゃ)で行なわれる、大晦日に行なわれる民俗行事「男鹿のナマハゲ」と1月3日の神事「柴灯祭」(せどまつり)を組み合わせた冬の観光イベント。
かまくら(横手の雪まつり)/秋田県横手市
冬に横手に行けばいつでも「かまくら」があると思ったら大間違い。
実は「かまくら」は、水神様を祀る小正月の行事で、毎年2月15日〜2月16日の『横手の雪まつり』期間中なら、「かまくら」を眺め、中に入ることができるのです。
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