新幹線駅なのに在来線は「快速」も通過する駅とは!?

三河安城駅

鉄道ファンなら誰しもが答えられるクイズですが、一般にはなかなかの難問が、この新幹線駅なのに在来線は「快速」も通過する駅とは!? しかも東海道新幹線の駅ながら、実際にこの駅で下車したことのある人は、トヨタなど車関連のメーカー関係者くらいかと推測される駅です。

「のぞみ」が「時刻どおりに通過する駅」として有名

三河安城駅

東海道新幹線の「のぞみ」、「ひかり」に乗車したことがある人なら、誰もが耳にするのが、「ただいま三河安城駅を時刻どおりに通過いたしました。次の名古屋までおよそ9分です」の車内放送。
名古屋下車、名古屋乗り換えの人がソワソワしだすというあの通過駅です。

「時刻どおりに通過する駅」としてSNSなどでも話題の駅ですが、実は在来線(東海道本線)の駅も併設されています。
三河安城駅はもともと、工事費を愛知県、安城市など地元が負担して昭和63年3月13日、新富士駅、掛川駅とともに開業したという請願駅。
同時に乗り換え用に東海道本線にも駅を築いたわけですが、東海道本線は、普通列車しか停車せず、快速も通過してしまいます。

安城にはトヨタなど車関連のメーカー関係者が出張で東京に出ることも多いのですが、名古屋駅まで東海道本線を利用し、「のぞみ」に乗るほうが結果として早く着くことで、三河安城駅は期待ほどに利用者はいない感じです。

注目は地元が負担して建てたという駅舎で、デンマークの農家風。
実は明治用水の開通後の大正時代、一帯はデンマークの大規模農法を取り入れた先進の農業が発達、「日本のデンマーク」と称されて、全国から視察者が訪れました。
そうした歴史を感じさせるデンマーク風外観ということに。

ちなみに、東海道新幹線には、名古屋駅のひとつ先に、岐阜羽島駅がありますが、開業時に田園地帯の真ん中につくられたため、在来線(JR線)はなく、昭和57年12月11日開業した名鉄羽島線・新羽島駅(羽島線は各駅停車のみ)が隣接するのみです。

三河安城駅
新幹線駅なのに在来線は「快速」も通過する駅とは!?
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三河安城駅

東海道新幹線の車内放送で有名な三河安城駅ですが、実は安城市は「日本のデンマーク」だった!

2026年は、『日本のデンマーク100年』の年ですが、そもそも日本のデンマークという言葉を知っているのは、年配の愛知県人くらい。「三河安城駅を時刻通り通過しました。次の名古屋までおよそ9分です」という東海道新幹線の車内放送で知られる安城市で

 

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