「鳥取・三朝温泉 世界一のラジウム温泉、大橋旅館」

この記事は「じぶん日記」から寄稿していただきました。
元記事はコチラ ▶「鳥取・三朝温泉 世界一のラジウム温泉、大橋旅館」 : じぶん日記
ついに鳥取旅も最後の行程、三朝温泉へとやってきました。
三朝温泉は以前宿泊したことがあり、旅館の方がとっても親切だったと記憶しています。

過去記事:真冬の山陰を巡る旅2012 三朝温泉 旅館 後楽(こうらく)

今回は「岩窟風呂」の日帰り温泉をさせていただきに大橋旅館にお邪魔します。
有形文化財である建物もとても素敵です。

a0000029_14594460.jpg
三朝温泉にもたくさんの旅館がありますが、大橋旅館が評価されているのはこちらの温泉、岩窟風呂です。
そもそもラジウムの含有量が世界一とも言われている三朝温泉です。
大橋旅館の岩窟風呂は中に湯船が3つ分かれていて、かつそれぞれが別の源泉となっているので効能が違います。
しかも岩風呂の真下から自噴しているので、入っていると時折下から「ポコポコ…」と湧き出しているのがわかります。

a0000029_15050563.jpg
色んな偶然が重なってこのお風呂が出来上がっているのです。
湯船のひとつは「トリウム泉」で三朝温泉では唯一ここだけのお湯です。

a0000029_15084195.jpg
三朝温泉はまたゆっくり行ってみたいと思います。
町の中に川が流れていてそれを挟んで温泉街が広がっています。
とても良い雰囲気で静かな温泉地なのです。
大橋館は初訪問でしたが、重厚な日本家屋の趣きがあってステキでした。

a0000029_15111597.jpg

しっかりラドンを吸い込んで空港へ向かいます・・・。
今回の鳥取旅はいいスポットだらけだったー
とかく鳥取というと「砂丘」が取り上げられますが、大山もいいですよー、三朝もいいですよー。
ますます鳥取に興味が湧きました。また行こうー

◆おまけ

島根に「彩雲堂」という和菓子屋さんがあります。
お茶菓子などを作っているお店なので地元では有名です。
この島根のお店が40年~50年以上前に鳥取県米子市に出店する際に考案されたお菓子がこちら。

「伯耆坊」

a0000029_15334524.jpg
三日月のような形だなと思っていましたが、ふと、「伯耆」の坊…、坊さん…。
これは大山に住むと言われる天狗の扇を模したものでした。

a0000029_1535985.jpg
寒天で固めたあんこの中に求肥が入っています。
まわりには砂糖。お茶とよく合うお菓子です。

a0000029_15354926.jpg
由来を調べるきっかけになったのも今回の鳥取旅のおかげでした^^

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

島根県出雲市出身。食と旅のライター。サントリーグルメガイド公式ブログ公認ブロガー、エキサイト公式プラチナブロガー、Rettyトップユーザー、食べあるキング旅グルメ担当。『島根「地理・地名・地図」の謎(実業之日本社)』『わたしのまちが「日本一」事典(PHP研究所)』など地域系書籍の執筆に携わる。箱根スイーツコレクション最優秀ブロガー選出、島根県ふるさと親善大使(遣島使)、出雲観光大使。

よく読まれている記事

こちらもどうぞ