日本一長い吊り橋「箱根西麓・三島大吊橋」が12月14日開業!

首都圏からなら箱根を越えて三島に下る観光ルート途中、箱根峠から車で約10分、東名高速道路の沼津ICからでも約15分という場所に全長400m、日本で最長の人道吊り橋が誕生します。それが「箱根西麓・三島大吊橋」。歩道幅も1.6mあって「車椅子ですれ違うことができる設計」となっています。

なんと地元三島の企業が発案!

実はこの巨大な吊り橋、民間のアイデアで造られたのです。
発案したのは、株式会社フジコー(本社・三島市壱町田6-1)の宮澤俊二社長。
株式会社フジコーは、昭和58年にパチンコフジコー(店名・フジコー三島店)、食堂「花ふじ」を開業したのをきっかけに、静岡県東部でパチンコ店を中心に、カフェ・中華料理・ラーメン店などの飲食店経営も展開する地元では有名な企業です。「フジコーの事業展開と共に社会貢献活動を行うことで、地域社会を活性化し、そこに暮らす人々の環境をよりよいものにしてゆく」などという崇高な使命を掲げる会社なのです。

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これからは「箱根西麓」が観光地に!

箱根といえば神奈川県側に目が向きがちです。三島側にも三嶋大社、さらには「日本百名城」のひとつでもある山中城跡、函南原生林(ブナの森)など観光スポットも多いのですが、高速道路網の整備もあって「三島が通過観光地になってしまうのではないか」という危機感が生まれます。

そこで発案されたのが大吊橋。
「日本一の富士山を眺める、日本一の大吊り橋を造ろう!」
と、またまた大胆な計画を立てたものです。

パチンコ店と吊り橋の造成は一見無関係のようですが、実は、パチンコ店など大型施設建築ノウハウがちゃんと吊り橋造成にも活かされているとのこと。
これまで「箱根西麓」といってもピンとこなかったわけですが、2015年12月14日を境に、それが一変することは間違いありません。

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■問い合わせ
三島市観光協会TEL055-971-5000
 

 

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