綴子神社例大祭|北秋田市

綴子神社例大祭

毎年7月14日〜7月15日、秋田県北秋田市で『綴子神社例大祭』が行なわれます。弘長2年(1262年)に創始の伝統行事で、7月14日19:00~が宵祭、7月15日11:00~が本祭。上町が徳川方、下町が豊臣方に分かれ1年交代で綴子神社(つづれこじんじゃ)に大太鼓を奉納し、虫追いや雨乞い、五穀豊穣を祈願。

東北最古の八幡宮に伝わる伝統行事

綴子神社は東北最古の八幡宮。

神仏習合時代の弘長2年(1262年)頃、常覚院神宮寺の瑞社殿を再建する際に山伏神楽を奉納、太鼓祭りを創始したと伝わる歴史ある祭礼で、日本一の大太鼓奉納行事(大名行列・獅子踊・奴踊)として知られています。
以前は旧暦の6月14日〜6月15日に斎行されていましたが、新暦に換算して7月に行なわれるようになりました。

平成元年ギネス登録の大太鼓は下町の直径3.71m、現在、最大の太鼓はそれを上回る直径3.8m(上町)です。
その音は、4里4方(1里で約4km)に鳴り響く轟音。
巨大すぎるため、片側だけでも上に4人、下2人の計12人の鼓手が必要です。

大太鼓の大音響は、水不足に悩んだ旧綴子村の氏子が天上の龍神も感応して雨を降らすだろうと考えた雨乞いの儀式でもあり、悪疫退散・厄難消除の願いが込められています。

集落内を数基の大太鼓を打ち鳴らしながら、神社を目指して行進する「大名出陣行列」は圧巻で、綴子神社境内では山伏神楽の流れを組む獅子踊や奴舞いが披露されます。

「大名出陣行列」は戦国時代、武家が戦の前に氏神神社に行列を組んで参拝し、戦勝祈願と武運長久を祈る姿をなぞらえたもので、江戸初期に時の藩主の公許奨励により年に一度の無礼講の日と定められました。
綴子本郷の上町(うえまち)は徳川方(江戸以前は源氏)、下町(したまち)は豊臣方(江戸以前は平氏)の出陣行列を模し、3頭の獅子を踊らせながら、行列します。
先陣争いの意地の張り合いが太鼓の皮の張り合いになり、日本一・世界一の大太鼓が出現したわけです。
上町下町の奉納行事は先陣争いが激しくなったため、昭和5年以来、隔年交代で行なわれています。

綴子神社例大祭 おもな日程

綴子神社例大祭

7月14日19:00~【宵祭り】 出陣行列/獅子踊、奴踊奉納
 19:00~出陣行列を見学可能

7月15日11:00~【本祭り】 湯立て神事(作占い)/出陣行列/獅子踊、奴踊奉納/集落内披露(獅子踊、奴踊)
 11:00~出陣行列を見学可能

綴子神社例大祭|北秋田市
開催日時 毎年7月14日〜7月15日
所在地 秋田県北秋田市綴子西館46
場所 綴子神社
関連HP 北秋田市公式ホームページ
電車・バスで JR鷹巣駅からタクシーで10分
ドライブで 秋田自動車道鷹巣ICから約7km
駐車場 道の駅たかのす駐車場・大太鼓の館駐車場を利用
問い合わせ 大太鼓の館 TEL:0186-63-0111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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