松阪祇園まつり|松阪市|2023

松阪祇園まつり

2023年7月15日(土)~7月16日(日)、三重県松阪市の中心商店街周辺で『松阪祇園まつり』が行なわれます。『初午大祭』、『氏郷祭り』と並び「松阪三大祭り」のひとつ。松阪神社・八雲神社・御厨神社(みくりやじんじゃ)の3つの神社から神輿が繰り出し町中を勇壮に練り歩く「三社みこし」が祭りのハイライトです。

牛頭天王を祀る4社の祭礼がルーツ

平安時代、京で始まった御霊会(ごりょうえ)に由来し、牛頭天王(ごずてんのう=釈迦の生誕地に因む祇園精舎の守護神で、神仏習合の神、本地仏は薬師如来)を祀る感神院祇園社(現・八坂神社)の祭りが松阪に波及したもの。
明治初年の神仏分離以前は、弥勒天王(日野町・八雲神社)・御厨天王(本町・御厨神社)・雨竜天王(魚町・雨竜神社、明治41年松阪神社へ合祀)・毘沙門天王(西町・八重垣神社、明治41年松阪神社へ合祀)の松阪四天王といわれる牛頭天王を祀る天王社の祭礼で、旧暦6月7日〜6月14日に行なわれていました。

このうち、神輿が繰り出されたのは弥勒天王(現・八雲神社/善福寺が別当)で、元禄年間(1688年~1704年)には神輿が松阪を練り歩きました。

御輿渡御は例年土曜15:00~16:20(昼渡御練り込み16:10~)、17:30~20:30(夜渡御練り込み20:20~)。
クライマックスの夜渡御はたくさんの人出があり賑わいます。

日曜には八雲神社の神輿が練るほか、1000人が踊る「松阪鈴おどり」や、松阪市無形民俗文化財「松阪しょんがい音頭と踊り」が行なわれ、八雲神社界隈には露店が軒を連ねます。

松阪祇園まつり|松阪市|2023
開催日時 2023年7月15日(土)~7月16日(日)
所在地 三重県松阪市日野町690、殿町1445、本町2304
場所 八雲神社、松阪神社、御厨神社
関連HP 松阪祇園まつり公式ホームページ
電車・バスで JR・近鉄松阪駅から徒歩すぐ
ドライブで 伊勢自動車道松阪ICから約6km
駐車場 松阪市駐車場(200台/無料)
問い合わせ 松阪市観光協会 TEL:0598-23-7771/FAX:0598-26-4778
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ