獅子巖

獅子巖

「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された熊野市の海岸にある奇岩が獅子巖(獅子岩)。海岸から熊野灘に向かって咆える獅子のように見える、高さ25m、周囲210mの奇岩で、古来から海岸沿いに熊野権現を目指した熊野詣での参詣者たちもその不思議なかたちに感嘆し、多くの文人が取り上げています。

海に向かって咆える獅子にたとえられる名勝

獅子巖

海岸の隆起と海蝕現象によって誕生した酸性凝灰岩の奇岩で、鬼ヶ城とともに国の名勝・天然記念物に指定されています。
南側にある神仙洞の吽(うん)の岩(雌岩)と対をなす阿(あ)の岩(雄岩)ということで、井戸川の上流にある大馬神社(おおまじんじゃ)の狛犬(こまいぬ)の阿吽(あうん)になぞらえられているため、大馬神社には今も狛犬が設置されていません。

5月中旬〜7月の早朝、口の部分に太陽がすっぽり入ったような不思議な写真が撮影できるので、カメラマンにも人気となっています。

獅子巖
名称 獅子巖/ししいわ
所在地 三重県熊野市井戸町馬留596
関連HP 熊野市観光公社公式ホームページ
電車・バスで JR熊野市駅から徒歩7分
ドライブで 紀勢自動車道尾鷲北ICから約27km
駐車場 なし
問い合わせ 熊野市観光スポーツ交流課 TEL:0597-89-4111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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