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奈良市ならまち格子の家

奈良市ならまち格子の家

奈良県奈良市元興寺町にある奈良町の伝統的な町家を細部まで再現した施設。間口が狭く奥行きが深い建物で、みせの間、中の間、奥の間、中庭、離れ、蔵、渡り廊下でつながった風呂場、箱階段(階段状の家具)で上がった2階などが見学できます。

奈良町の伝統的な町家を細部まで再現

平成4年に建てられた奈良市ならまち格子の家は、江戸時代末期〜明治時代の頃の町家をイメージし、伝統的な町家や民家の改修を数多く担う藤岡建築研究室(藤岡龍介)が設計を手掛けています。
外からの目隠しである格子や、階段と収納スペースが一緒になった箱階段など町家の生活様式に直接触れることができ、伝統的な町家に込められた生活の知恵と工夫が実感できます。

奈良町は、奈良時代に元興寺境内だった地を中心とする奈良市の旧市街地。
桜井と奈良を結ぶ上街道、柳生街道が交わり、昔から旅人の往来で賑わった場所で、世界遺産の構成資産である元興寺、十輪院本堂、福智院本堂、新薬師寺本堂、今西家書院、藤岡家住宅といった歴史的な建築物が数多く残されています。

昭和60年代から町並み保存が進み、美しい街並みが保たれ、奈良市ならまち格子の家の向かい側には、藤岡家住宅(国の登録有形文化財)があります。
奈良市ならまち格子の家は、町並み散策の休憩スポットとして活用できる施設です。

奈良市ならまち格子の家
名称 奈良市ならまち格子の家/ならしならまちこうしのいえ
所在地 奈良県奈良市元興寺町44
関連HP 奈良市公式ホームページ
電車・バスで JR京終駅から徒歩10分。または近鉄奈良駅から奈良交通バス市内循環で15分、田中町下車、徒歩2分
ドライブで 京奈和自動車道木津ICから約8km
駐車場 ならまちセンター駐車場(374台/有料)など周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 奈良市ならまち格子の家 TEL:0742-23-4820
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

奈良町資料館

奈良県奈良市西新屋町、元興寺の門前町として栄え、かつての奈良町の面影を今に伝える西新屋町にある私設の資料館が奈良町資料館。昭和60年にオープンした資料館の館内では、奈良町に伝わる元興寺ゆかりの仏像や各種民具、懐かしい昔の看板など数千点を収集

徳融寺

奈良県奈良市、ならまち地域にある融通念仏宗の寺、徳融寺。奈良時代の貴族、藤原豊成(ふじわらのとよなり=中将姫の父)の邸跡と伝えられる地に建つ寺で、『当麻曼荼羅』(たいままんだら)で知られる中将姫と藤原豊成の宝篋印石塔(ほうきょういんせきとう

今西家書院

奈良県奈良市、ならまち地域にある国の重要文化財に指定される建造物が今西家書院。室町時代の典型的な書院造りの様式を伝える文化財で、興福寺大乗院の坊官である福智院家の住まいだったもの。大正13年に造り酒屋の今西家の所有となり、現存しています。美

奈良町の町並み

奈良県奈良市、奈良町は中世以降発展し、近世に完成した歴史的な家並みが奈良町の町並み。和銅3年(710年)に遷都した平城京が造営されたおり、都の東に南都七大寺のひとつ元興寺(がんごうじ)の境内地として造られたのが奈良町の始まり。江戸時代の庚申

京終駅

奈良県奈良市南京終町にあるJR桜井線(万葉まほろば線)の駅が、京終駅(きょうばてえき)。関西の難読駅名のひとつで、文字取り京(平城京)の終わり、奈良の都の南端に位置することが名の由来で、明治31年5月11日、奈良鉄道が開業した歴史ある駅です

 

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