今西家書院

今西家書院

奈良県奈良市、ならまち地域にある国の重要文化財に指定される建造物が今西家書院。室町時代の典型的な書院造りの様式を伝える文化財で、興福寺大乗院の坊官である福智院家の住まいだったもの。大正13年に造り酒屋の今西家の所有となり、現存しています。

美しい書院造りで、庭を眺めて喫茶

蔀戸(しとみど)や猫間障子といった日本古来の建築技法が施され、日本建築の美しさが再発見できる貴重な建物。
よく手入れされた庭を眺めながら季節の和菓子と抹茶、酒香茶(しゅこうちゃ)と干菓子、葛切りとそば茶、コーヒーなどをいただくことも可能。
書院から眺める苔の枯山水庭園の作庭は、昭和の庭園研究・森蘊(もりおさむ)が手掛けたもの。

書院横隣には明治17年創業の造り酒屋で、『春鹿』(はるしか)の銘柄で知られる今西家(今西清兵衛商店)があり、自慢の銘酒を購入できます。

今西家書院
名称 今西家書院/いまにしけしょいん
所在地 奈良県奈良市福智院町24-3
関連HP 今西家書院(今西清兵衛商店)公式ホームページ
電車・バスで 近鉄奈良駅から奈良交通バス天理駅行きで8分、福智院前下車、すぐ。または近鉄奈良駅から徒歩15分
ドライブで 京奈和自動車道木津ICから約7km
駐車場 5台/無料
問い合わせ 今西家書院 TEL.0742-23-2256
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
徳融寺

徳融寺

奈良県奈良市、ならまち地域にある融通念仏宗の寺、徳融寺。奈良時代の貴族、藤原豊成(ふじわらのとよなり=中将姫の父)の邸跡と伝えられる地に建つ寺で、『当麻曼荼羅』(たいままんだら)で知られる中将姫と藤原豊成の宝篋印石塔(ほうきょういんせきとう

奈良市ならまち格子の家

奈良市ならまち格子の家

奈良県奈良市元興寺町にある奈良町の伝統的な町家を細部まで再現した施設。間口が狭く奥行きが深い建物で、みせの間、中の間、奥の間、中庭、離れ、蔵、渡り廊下でつながった風呂場、箱階段(階段状の家具)で上がった2階などが見学できます。奈良町の伝統的

奈良町資料館

奈良町資料館

奈良県奈良市西新屋町、元興寺の門前町として栄え、かつての奈良町の面影を今に伝える西新屋町にある私設の資料館が奈良町資料館。昭和60年にオープンした資料館の館内では、奈良町に伝わる元興寺ゆかりの仏像や各種民具、懐かしい昔の看板など数千点を収集

奈良町の町並み

奈良町の町並み

奈良県奈良市、奈良町は中世以降発展し、近世に完成した歴史的な家並みが奈良町の町並み。和銅3年(710年)に遷都した平城京が造営されたおり、都の東に南都七大寺のひとつ元興寺(がんごうじ)の境内地として造られたのが奈良町の始まり。江戸時代の庚申

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ