猿楽塚

猿楽塚

東京都渋谷区猿楽町、東急東横線代官山駅近く、代官山ヒルサイドテラスの敷地内にある古墳が猿楽塚(さるがくづか)。北塚と南塚の2基の円墳あり、直径20m、高さ5mと大型の北塚が猿楽塚で猿楽町という町名の由来にもなった塚。渋谷区の文化財に指定されています。

代官山に奇跡的に残された円墳

猿楽塚

古墳時代後期(6世紀〜7世紀)に築かれた円墳で、2基の円墳の間を初期の鎌倉街道が通り、目黒川へと下っています。
猿楽塚には朝倉家が大正時代に創建した猿楽神社が鎮座しています。
かつては一帯が朝倉家の邸宅の敷地で、猿楽塚に隣接して大正8年築の旧朝倉家住宅(東京府会議長を務めた朝倉家の本宅、国の重要文化財)が現存しています。
大正9年に朝倉家が邸内に庭園を築いた際、4基あった古墳のうちの1基を壊したところ、当主の朝倉虎治郎と工事の棟梁が原因不明の病にかかったため、猿楽神社を創建したと伝えられています。

渋谷区内の古墳はほとんどが破壊されていますが、朝倉家の邸宅内にあったことから、奇跡的に残されたもの。

猿楽塚
名称 猿楽塚/さるがくづか
所在地 東京都渋谷区猿楽町29-9
電車・バスで 東急電鉄代官山駅から徒歩5分、東京メトロ・東急電鉄中目黒駅から徒歩10分
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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