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東大寺

728(神亀4)年、聖武天皇が皇太子である基親王(もといしんのう)供養のため建立した金鍾山寺(きんしょうさんじ)が東大寺の始まり。741(天平13)年に聖武天皇が国分寺建立の詔を出した際に、金鍾山寺を大和国分寺として金光明寺(きんこうみょうじ)と改称。その後、大仏が建立され、東大寺となりました。

「奈良の大仏」といったら全国の国分寺の中心、東大寺

743(天平15)年に、聖武天皇が盧舎那大仏(るしゃなだいぶつ)造立の詔(みことのり)を公布、745年(天平17)に金光明寺にて造営が開始された際、東大寺と呼ばれるようになりました。
まさに天平文化の中心的存在の寺です。

現存する大仏殿は江戸時代の1709(宝永6)年に、創建時に比べ東西を3分の2に縮小して再建したもの。
それでも完成までに20年以上、2万6000本もの材木を使った世界最大の木造建築物。
しかも3分の2のスケールとなった最大の理由は、使用する木材が調達できないから。
これを天平の昔に建てたのだから気が遠くなるような労力だったに違いありません。

境内には「奈良の大仏」として名高い盧舎那仏坐像が安置される大仏殿(国宝)、東大寺創建当時の遺構を残す転害門(国宝)、さらに「お水取り」(修二会)が行なわれる二月堂、鎌倉時代復興の代表作である南大門、鐘楼、三月堂と通称される法華堂(いずれも国宝)といった豪壮な建造物が並んでいます。
また、戒檀院の四天王像(国宝)、南大門の運慶・快慶合作の金剛力士立像(国宝)、法華堂安置の乾漆不空羂索観音立像(国宝)、塑造執金剛神立像(国宝)など貴重な仏像を多数安置。

東大寺は「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。

二月堂で3月に行なわれる「お水取り」(修二会)
東大寺
名称 東大寺/とうだいじ
Todaiji Temple
所在地 奈良県奈良市雑司町406-1
関連HP 東大寺公式ホームページ
電車・バスで 近鉄奈良線・JR奈良駅から奈良交通バス市内循環で4~7分、大仏殿春日大社前下車、徒歩5分
ドライブで 京奈和自動車道木津ICから約6.4kmで県営登大路南駐車場
駐車場 県営奈良登大路自動車駐車場(275台/有料)
春秋の観光シーズンには県営奈良大仏殿前自動車駐車場は観光バス専用となるため注意を
問い合わせ 東大寺寺務所 TEL:0742-22-5511/FAX:0742-22-0808
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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