名古屋市と豊橋市を結ぶ全長72.7kmの地域高規格道路(大規模バイパス)が名豊道路。名古屋寄りから知立、岡崎、蒲郡、豊橋、豊橋東バイパスの5つのバイパスによって構成されていますが、未開通だった蒲郡バイパス東部区間の蒲郡IC〜豊川為当IC(9.1km)が令和6年度中に開通予定で、ついに念願の全通となるのです。
名古屋から浜松まで100kmにわたり信号のない一般道が誕生
名豊道路は国道23号のバイパスで名古屋市側の起点となる豊明IC〜(名古屋市街)〜三重県・四日市市は、「名四バイパス」となります(一部平面交差で信号があります)。
豊明IC〜豊橋東ICは信号のない高規格道路で、豊明IC〜西尾東ICの間は片側2車線でまるで高速道路のようです。
ただし、設計速度は80km/hですが、事故も多いため60km/hに制限されています(覆面パトカーがいます)。
豊橋東ICではさらに浜名湖方面への潮見バイパス(国道1号・豊橋浜松道路)に接続し、そのまま浜名バイパス(かつては有料バイパス道路だった自動車専用道、制限速度が80km/h)に入り、浜名湖を浜名大橋で渡るので、実に快適。
沿線に工場も多い産業道路のため、大型車両の通行が多いのが玉に瑕ですが、県外の人からすれば「高速道路みたいな道なのに、無料で1時間以上も走行できる」とあって、驚く人も多いのだとか。
名古屋市街から浜名湖方面に向かう場合も、この蒲郡IC〜豊川為当IC(9.1km)の未開通区間がなくなれば、東名高速道路を走るよりも、エコノミーで便利ということに。
蒲郡バイパス全通で、名古屋市〜浜松市の間、信号のない一般道(高規格道路)が誕生することに。
名豊道路は暫定2車線で全線開通しますが、今後は、さらに快適な4車線化に向けての工事が始まることに。
名古屋〜浜松が「信号なし」で直結! 名豊道路(国道23号)まもなく全通 | |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag