2024年3月16日に北陸新幹線が延伸し、注目の敦賀駅(福井県敦賀市)。その敦賀駅では、北陸本線の「新快速」が朝夕に在来線ホームから出発します。敦賀駅17:49発の播州赤穂行きは、総距離は275.5kmで乗車券のみで利用できる日本最長距離列車で、土休日には敦賀駅5:34発も運転。
「新快速」なので275.5kmを4時間7分(平日)で走破
平日は3323M(土休日は米原〜播州赤穂は3523M)の「新快速」として運転され、敦賀駅17:49発で、播州赤穂駅に21:56着(土休日は21:55着)。
北陸本線・東海道本線・山陽本線・赤穂線、275.5kmを所要4時間7分(土休日4時間6分)で走り抜け、これが乗車券のみで利用できる普通列車、快速列車の日本最長距離列車ということになります。
特急並みのスピード(130km/h)を誇る「新快速」ですが(表定速度は70km/h弱)、指定席やグリーン車の連結はありません。
2位は、旭川駅6:03発、稚内行きの普通列車で、旭川〜名寄は321D、名寄〜幌延4323D、幌延〜稚内4325Dと列車番号を変えながら、稚内駅に12:07着。
総距離は259.4km、所要6時間4分で、非電化区間を走る普通列車としては日本最長距離列車ということに。
新快速という快速扱いでない電車でいえば、前橋駅19:13発の上野東京ライン・沼津行きは、走行距離は241kmで、沼津駅が23:35着、所要4時間22分、ナンバーワンのロングラン電車ということになります。
しかも熱海駅〜沼津駅のJR東海管内にまたがって運転される珍しい列車で、2階建てグリーン車を併結。
日本最長普通列車グリーン車旅をも楽しむことができますが、熱海駅〜沼津駅間は別料金(750円)となるのが、残念です。
日本最長距離列車は、東京駅〜博多駅間を走る「のぞみ」の1174.9km、在来線では寝台特急「サンライズ出雲」の東京駅~出雲市駅で、953.6kmの距離を走っています。
乗車券のみで利用できる日本最長距離列車は、敦賀発・播州赤穂行き「新快速」 | |
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