重要文化財旧佐藤家住宅

佐藤家

魚沼市の大倉地区(旧守門村)にある重要文化財に指定された農家が佐藤家。佐藤家は寛永年間(1630年頃)に大倉の住人となった農家。現存する建物(重要文化財佐藤家住宅)は元文3年(1736年)に4代目の佐藤由左衛門が建てたもので、主屋の隅から中門と呼ばれる突出部が付く中門造りの初期の特徴を残す貴重な建物になっています。

雪深い旧守門村にある庄屋格の農家の家

佐藤家

茶の間(手前)と「でい」

佐藤家

清水が取り込まれた台所でもある「にわ」(土間)

近くにある目黒邸ほどの広さはないものの、幕末から明治の初期には寺子屋としても使われたという。
4mもの雪に埋まることもある豪雪地帯だけに太い柱、どっしりとした構えは印象的。

昭和52年に国の重要文化財の指定を受け、昭和54年解体修理が行なわれ、建築当初の姿に復元されています。
茶の間を中心に「でい」(座敷)と部屋、「にわ」(土間)からなるシンプルなもの。
「にわ」の脇には当時の耕運機でもあった牛を飼う厩(うまや)が配されています。
厩と脇のスペースが「中門」部分です。

構造的には中門があることで、岩手の南部曲り家とは異なる、新潟や庄内(山形県)など日本海側独特の造りとなっています。
これが中門造りで、中門と称される突出部を有し、先端に牛馬の出し入れ口を兼ねた玄関部分を設けて内部を厩(うまや)などにしたもの。
さらに、太い柱、周囲に消雪を考えて基壇を築いて池を配するなど豪雪地帯ならではの構造になっています。

客を迎える座敷周辺の柱は鉋(かんな)で仕上げられていること、天井が貼られていることから建築当初は地区の庄屋格の農家だったと推測できます。

佐藤家
 

重要文化財旧佐藤家住宅 DATA

名称 重要文化財旧佐藤家住宅/じゅうようぶんかざいきゅうさとうけじゅうたく
Sato Residence
所在地 新潟県魚沼市大倉1273-1
関連HP 魚沼市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR只見線越後須原駅から徒歩25分
ドライブで 関越自動車道小出ICから14.6km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 魚沼市教育委員会 TEL:025-794-6073/FAX:025-795-2353
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

重要文化財目黒邸

2018.07.08

 

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