公津の杜駅

公津の杜駅

千葉県成田市にある京成電鉄本線の駅が、公津の杜駅(こうづのもりえき)。平成6年4月1日に開業した京成本線で最も新しい駅で、「ホームに透明な幕を使用した美術館を思わせるモダンなデザインの駅」として関東の駅百選にも選定。京成電鉄屈指の難読駅名にもなっています。

地名は昭和61年に誕生したもので、旧公津村に由来

美術館のような駅舎は、橋上駅舎ですがホームの京成成田駅寄りは国際医療福祉大学大学の下を抜けるトンネルがかかっています。
コンコースに置かれる巨大なモニュメント『陽琴』(《The Harp》)は、デザイナー・時忠彦の作品。

公津の杜という地名は、昭和61年の土地区画整理事業後に生まれた新地名。
もともとは成田市飯田町、飯仲、大袋、江弁須、下方の一部で、かつてあった公津村(こうづむら)から採ったもの。
明治22年4月の町村制施行で、成木新田、下方村、江弁須村、台方村、大袋村、飯田新田、北須賀村、船形村、八代村、飯仲村と入会地が合併して公津村が発足(村役場は印旛沼沿いの台方に)。
もともと江戸時代初期に、下方・台方・江弁須・大袋・飯仲の5村が公津村と称していたことに由来する村名で、印旛沼にあった麻賀多神社の津(港)、つまりは神津が転訛したもの。
公津の杜駅のある一帯は、飯田新田村(成田市飯田町)だった場所で、宗吾参道も旧公津村の村内です。

公津の杜駅
名称 公津の杜駅/こうづのもりえき
所在地 千葉県成田市公津の杜4-11-2
関連HP 京成電鉄公式ホームページ
問い合わせ 公津の杜駅 TEL:0476-29-0605
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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