新潟県西蒲原郡弥彦村、弥彦山の麓に建つ古民家が、旧武石家住宅。弥彦村指定文化財の旧武石家住宅の主屋は、18世紀初頭の築と推測される民家。付随する味噌蔵と薪小屋は国の登録有形文化財に指定されています。
弥彦村に現存する中層農家の家
天正年間(1573年~1592年)、弥彦山麓に広福寺が開かれるとき、広福寺開祖の延定房祐善(能登国柏原から戦禍を避けて間瀬に上陸、越後に移住)にお供して能登から弥彦に移住したという真宗門徒の武石金五郎。
武石金五郎ら7人が延定房祐善に伴ってこの地に入植したと伝えられています。
平入り、寄棟造り茅葺き(とせむねづくりかやぶき)の主屋は、柱や梁に手斧(ちょうな)の痕(あと)が残る江戸時代の民家で、間取りは、田の字が変形した喰違い四間取り。
ザシキ、ネマ、チャノマ、ニワ(台所)が配されています。
明治時代初期に建てられた味噌蔵と昭和4年築の薪小屋は、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として国の登録有形文化財になっています。
近くには「弥彦温泉さくらの湯」があり、日帰り入浴を楽しむことができます。
旧武石家住宅 | |
名称 | 旧武石家住宅/きゅうたけいしけじゅうたく |
所在地 | 新潟県西蒲原郡弥彦村麓7056 |
関連HP | 弥彦村公式ホームページ |
電車・バスで | JR弥彦駅からタクシーで5分 |
ドライブで | 北陸自動車道三条燕ICから約15km |
駐車場 | 5台/無料 |
問い合わせ | 旧武石家住宅管理事務室 TEL 0256-94-5353 |
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