新潟県新潟市秋葉区満願寺にある、はさ木(稲を干すのに利用した立ち木)の並木道が満願寺のはさ木並木。昭和18年~20年に満願寺地区の水田約250haを区画整理した際、6軒の農家が協力して地区内のはさ木を農道脇に移植したもの。美しい農村景観が保存されています。
新潟市秋葉区に残る農村景観
農業の機械化が進み、稲も機械乾燥が一般化していますが、満願寺地区では種籾採取(たねもみさいしゅ=できのいい稲から種籾を自家採取)の指定を受け、良質の種籾を得るために自然乾燥に必要な稲架場(はさば)として残されたもの。
その後、種籾採取の役割をも終了してしまいましたが、地元の農家組合や土地所有者が協力して農村景観の保護に尽力、現在に残されています。
磐越自動車道をくぐって東西にのびる農道約1kmに渡ってはさ木並木が続き、「満願寺稲架木(はさぎ)並木」として新潟市の文化財に指定されています。
満願寺のはさ木並木 | |
名称 | 満願寺のはさ木並木/まんがんじのはさぎなみき |
所在地 | 新潟県新潟市秋葉区満願寺 |
関連HP | 新潟市秋葉区公式ホームページ |
電車・バスで | JR信越本線新津駅から徒歩30分 |
ドライブで | 磐越自動車道新津ICから約3km |
駐車場 | なし |
問い合わせ | 新潟市秋葉区産業振興課 TEL:0250-25-5337/FAX:0250-24-5888 |
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