門田ハザ並木

新潟県新潟市西蒲区門田（もんた）にある新潟県道55号（新潟五泉間瀬線）沿いにあるはさ木（稲を干すのに利用した立ち木）の並木道が門田ハザ並木。新潟市の蒲原地域では農業の機械化が進むなか、昭和30年代まで各所ではさ木が残されていました。越後平野に残る貴重な農村景観のひとつです。

読売新聞社の「新・日本街路樹百景」にも選定

はさ木は収穫後の稲を掛けて乾燥させる木のこと。
門田の並木はトネリコ（モクセイ科）で、合計700本足らずが現存しています。

今では天日で干さない機械乾燥が主流となりましたが、地元の強い要望で残された門田ハザ並木は、国道8号と国道116号を結ぶ新潟県道55号（新潟五泉間瀬線）沿いに800mにわたって続き（すぐ横を上越新幹線が通ります）、平成6年には「新・日本街路樹百景」（読売新聞社主催）にも選定。

ガス灯風の街灯も設置されていて夜は独特の雰囲気があります。

満願寺のはさ木並木

新潟県新潟市秋葉区満願寺にある、はさ木（稲を干すのに利用した立ち木）の並木道が満願寺のはさ木並木。昭和18年～20年に満願寺地区の水田約250haを区画整理した際、6軒の農家が協力して地区内のはさ木を農道脇に移植したもの。美しい農村景観が保

夏井のハザ木並木

美しい日本の村景観百選（農村景観百選）に選定される新潟県新潟市西蒲区夏井の農村景観が、夏井のハザ木並木。ハザ木とは刈り取った稲を乾燥させるために田んぼに沿って植えられているトネリコのことで、夏井地区には600本が現存しています。秋にはハザ木